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作成日時:2019.09.04
更新日時:2019.09.07

「選手たちがフットサルに専念できるような環境へ」。湘南のロドリゴが結んだ「魔法のランプ契約」とは?

PHOTO BY湘南ベルマーレ

このプロジェクトで優勝争いに加わり、地域も盛り上げられるように

湘南ベルマーレは3日、社会福祉法人一燈会と所属するロドリゴが「魔法のランプ契約」を締結したと発表した。

「魔法のランプ契約」とは、働きながらFリーガーとして活動するいわゆるアマチュア選手がプロ選手としてフットサルにより専念できる環境へ導く企業を求める活動のこと。

記者会見に登壇した社会福祉法人一燈会の山室淳理事長は「10番を背負って、みんなの憧れの選手であるというところが一番の決め手になった」とロドリゴに白羽の矢が立った経緯を説明した。

Fリーグで完全プロチームなのは名古屋オーシャンズのみ。それ以外のクラブは、プロ契約を結ぶ選手が数人いるが、働きながらFリーガーを兼任しているケースがほとんど。そんな選手がフットサルに専念できるようにと今回のプロジェクトが発足した。

このプロジェクトの一番の目的はもちろん、ロドリゴがプロ選手として活動できること。また、それに伴った相乗効果もある。

フットサルに専念できる環境を作ることで選手のパフォーマンスは向上。クラブが優勝争いに加わり地域をも巻き込んで盛り上がることに期待していると山室理事長は語る。

ロドリゴ本人も「日々の練習から100%で取り組んで、チームのためにプレーしたい。『ベルマーレってすごいな』、『ロドリゴ選手ってすごいな』と思ってもらえるようなプレーを全力でしていきたい」と誓った。

クラブ、そして地域の期待をも背負うこの「魔法のランプ契約」。これによってロドリゴと湘南ベルマーレにどんな変化が現れるのだろうか。その行く末に注目が集まる。

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