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ブルーノ・ジャパンの挑戦
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2019.09.23

【国際親善試合】タイ代表の強固な守備を崩せず不安が残る敗戦「次はゲームプラン自体を変えていく必要がある」(日本代表 ブルーノ・ガルシア監督)

PHOTO BY軍記ひろし

日本代表は23日、新潟県のシティホールプラザアオーレ長岡で国際親善試合のタイ代表戦を行い、1-2で敗れている。

日本代表を率いるブルーノ・ガルシア監督が試合後の会見に出席し、試合を総括。「後半はこちらが多くのチャンスを作りつつも効率では及ばなかったゲーム」だったとする一方で、代表デビュー戦となった森洸や田村友貴への評価を口にした。

最終的なフィニッシュの精度が課題

──試合を振り返って。

コンニチワ。前半に関しては固い入りをしてしまったという印象です。ホームゲームでこれだけの温かい歓迎を受けましたが、それが(影響して)逆に固くなってしまったなと。相手は前半に2つのセットプレーで得点を奪いました。後半はダイレクトなプレーをしてきたなかで、こちらがゲームを支配しましたが、多くのチャンスを作りながらも数多くのチャンスを決めきれなかったです。総括すると、前半に彼らは効率よく仕事してゴールを決めましたが、後半はこちらが多くのチャンスを作りつつも効率では及ばなかったゲームでした。

──ブルーノ監督が就任して以降、2016年のワールドカップ予選に出場したメンバーを中心にメンバーを構成している。しかし年齢によるものか強度が落ちている印象だが、これからも彼らを起用し続けるのか?

私が2016年の代表チームについて論じることはないです。就任してから最適なメンバーを選んでいく任務が、私にはあります。実際に2018年のAFCフットサル選手権では決勝に出場している選手が、今のメンバーの中心です。そのなかで比較的経験が浅く、若い選手も呼んできました。私としてはこれまで通りに、その時に最適で最強のメンバーをまとめていくことに変わりはないです。

確かに、今日のゲームは緊張感が出て、相手にもリードされる展開でいいゲームになりませんでした。そういう場面でも、この状況をハンドリングして学んでいくプロセスが必要です。今日の試合はそういうものの1つだと捉えています。2016年(のワールドカップ予選で)は、私はいませんでした。

そのように過去を振り返るなら、2018年を思い出してほしいです。あの大会で準優勝になりましたし、その部分は評価されるべきだと思います。あの大会のメンバーと比べると、今回は海外でプレーしている選手を招集できていません。就任後の話ならば、あの大会も考慮していただきたいと思います。

──デビュー戦となった森洸選手、田村友貴選手。ブルーノ監督になって初招集の芝野創太選手について。

代表チームに招集されて初めてのAマッチとなった2人(森と田村)。監督になって初めてゲームをする選手(芝野)たちはこの一週間だけでなく、それ以前の国内強化合宿でもいいパフォーマンスしていて、(チームに)順応している選手たちです。今日も順応していることをを発揮してくれました。徐々に、デビュー戦から居場所を勝ち取って出場時間を増やしていくものですが、その自然な流れに乗るようなゲームをしてくれました。

──攻撃と守備に関する評価は?

守備の話をすると、定位置守備と呼んでいる自分たちが状況を整えた状態での守備は、全体的によかったと思います。(失点した)前半も問題なく、後半も基本的には心配しなくても守れていました。修正すべきは、2失点したセットプレーの部分。セットプレーの守備の側面で修正すべき点はあると思っています。

攻撃に関しては特に前半。個々の選手が落ち着きなくミスが多いバタバタした展開でした。前半はあまり良い攻撃ができたとは思っていません。後半に関してはだいぶ改善され、オープニングからビルドアップまでは滑らかに行うことができました。ただ、それだけチャンスを作りながらフィニッシュを決めきれていないところは課題です。それはパワープレーを開始してからも同じことで、ボールを動かしてフィニッシュの状況は作れていましたが、最終的なフィニッシュの精度が足りない。その課題が残りました。

──試合を通して評価している選手は?

もともと私のタイプとして、(フットサルは)チームスポーツで、それぞれが役割があって、チームを支えていると思っています。勝っても負けてもどの選手がよかった悪かったと考えないですし、言わないようにしています。実際にゲームを見てみればエラーが多かった選手、少なかった選手、いつも通りにプレーできた選手、できなかった選手がいます。そういう評価がありますが、それを口にすることはないです。

──今日は試す部分も多かったと思うが、次の試合は勝ちに行く試合になるのか?

端的に、この2試合は目の前にある試合である一方で、(ワールドカップの)予選に向けた準備の一環としての位置付けでもあります。その前提で勝ちにいきます。それが今日はうまくいかずに負けました。単純に考えていたゲームプランが機能しなかったので、次はそのプラン自体を変えていく必要があると思っています。

この場をお借りして、一言を付け加えたいのですが、こちらに来てから温かい歓迎とあらゆるところで協力や準備をいただきました。そのように接してくれた長岡市のみなさんに感謝の言葉を贈りたいと思います。ありがとうございました。本当は勝利をプレゼントすることで、その暖かさにお応えしたかったのですが、その勝利に関しては次の試合でお届けしたいと思います。本当に感謝していることをチームを代表してお伝えしたいと思います。

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