更新日時:2019.12.16
【F1第29節/町田×大阪】絶対に負けられない直接対決を落とした町田。「監督自身が敗因と受け止めている」(町田 ルイス・ベルナット監督)
PHOTO BY軍記ひろし
12月15日(日)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第29節、ペスカドーラ町田とシュライカー大阪の一戦が町田市立総合体育館で行われ、町田は2-4で敗戦した。
この試合のペスカドーラ町田視点のマッチレポートはこちら。
チームがよくなかったのは全員の責任
ルイス・ベルナット監督(ペスカドーラ町田)
──今日の試合を振り返って。
残念な結果に終わりましたが、勝つ気持ちは全員が持って戦っていました。前半の流れで3失点。立ち上がりがあまりよくなかったことで苦しむ形になってしまいました。後半に入って、流れもよくなり、1点差に追い上げることもできましたが、そのなかでパワープレーから、自分たちが目指す勝ち点3に届かなかったことは非常に残念です。
ファン、サポーターのみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。今回のように前半の立ち上がりが悪いなかでも応援の声が選手たちの力になっていましたし、流れを取り戻すきっかけを作ってくれたことに感謝したいです。また、運営のみなさま、常にこうしたいい環境を整えていただき、試合をさせてもらえることに、監督として感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
──前半8分という早いタイミングでタイムアウトを取りました。その後に出てきたセットもいつもとは異なる組み合わせでしたし、試合全体を通して様々な組み合わせのセットを使っていた印象です。これまでの戦いからすると、どちらかというと、流れをどうやって変えようかと苦心していたように感じました。
最初にお話ししたように、試合の立ち上がりはすごくよくなかった。そのなかで、見ているみんなもそのことを感じていたと思います。その流れを断ち切るためにも、選手の意識を変えようという気持ちでタイムアウトを取って、選手の組み合わせもいろいろと試しました。準備していたこと、想定していたことをこの試合で出せなかったことも、そういう交代につながったと思います。
前半を通して、立ち上がりの流れの悪さのまま苦しんでしまいました。タイムアウトでは、ディフェンスでの相手へのプレッシャーのかけ方など、どういう意識で流れを断ち切るのかを話しました。攻撃については想定していたものを出せませんでした。(試合後の)ロッカールームでも話したのですが、この結果の責任を感じています。常に、責任を取る気持ちでやっています。選手は私の指示に対して、いつでもついてきてくれています。そのなかで、説明不足や、きちんと伝わらなかった部分がこの結果につながったのであれば、監督自身が敗因と受け止めて、責任を取りたいと思います。
滝田学(ペスカドーラ町田)
──今日の試合を振り返って。
試合前には、ペスカドーラ以前のカスカヴェウから、チームの歴史を築き上げてくれた、僕としても尊敬の思いしかないような方々が(レジェンドマッチで)集まってくれて、今日は「ペスカドーラ町田の日」にしないといけないと思っていました。それができなかった。前半で3点を取られて、後半に追い上げたかもしれないですが、それでも3点差になったところからの追い上げは、実力を完全に出せたから追いつけそうだったということではありません。単純に、ゲームになっていないところからだったので、評価に値しない部分が多いと思います。僕たちの日にできなくて残念です。
──レジェンドマッチ、大型映像装置の点灯式、ラストアイドルのパフォーマンスで盛り上がって、それ以上に、プレーオフ出場を争うチームとの直接対決ということで気合も入っていたと思います。それでも試合は、うまく入っていけませんでした。滝田選手は先発のセットではなく途中からの出場でしたが、ピッチでは何が起きていたのでしょうか。
(スタートから)出ていたメンバーは、もちろん頑張っていたと思います。最初に出ていたセットで失点をしましたが、今週の練習、もっと大きな視点で見れば、今シーズンの積み重ねのところだと思います。例えばフィクソが相手に反転されて決められたのであれば、練習でそういった強度を出せていなかったから試合でそれが起きてしまったと思う。だから、全員に責任がある。チームがよくなかったのは全員の責任。実際によくなかったですし、何が起きていたというわけではなく、全員でそういう状況にしてしまっていたのかなと思います。
──気持ちが入りすぎていた、ということもあるのでしょうか?
それはちょっとわからないですね。僕自身も、絶対にプレーオフに行きたかったですし、もちろんまだわからないですから、いきたいです。個人で言えば、(直近の2回の日本代表の活動に選出されていないこともあり)代表復帰は、今日の試合がラストチャンスだと思っていたので、相当、僕自身は(この試合に)懸けているつもりでしたが、それも含めて体現できませんでした。
ペスカドーラ町田の試合後記者会見コメントはこちら
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