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作成日時:2020.09.06
更新日時:2020.09.07

【両チーム記者会見/F1第1節 横浜vs町田】オープニングマッチは7得点が生まれる乱打戦の末に町田に軍配!

PHOTO BY高橋学

9月5日、三重県営サンアリーナで今シーズンのオープニングマッチでもあるY.S.C.C.横浜 vs ペスカドーラ町田が行われた。試合は5-2で町田が勝利を収めた。試合後、オンラインで記者会見が行われ両チームの監督とキャプテンが出席した。

■この試合のハイライトはこちら(ABEMAビデオ)

F1の初戦ということで選手たちも固くなった部分があった

前田佳宏監督(Y.S.C.C.横浜)

──試合を振り返って。

まずは日本がこのような情勢の中、開幕戦のオープニングゲームを無事できたことに対しご尽力してくれたたくさんの方に感謝申し上げます。試合に関しては、「うまくいかないこともたくさん起きるだろう」と選手に話していました。ただ、それだけで終わるつもりもなかった。やはり見ているほとんどの方が「町田さんが勝つだろう」という思いがあったと思いますが、それを覆してやろうと臨みました。ですがそうは言っても公式戦の時期も少し離れていて、F1の初戦ということで選手たちも固くなった部分がありました。前半に点数が生まれましたがチームに勇気をもたらすような展開になった。課題があるとしたら、後半の2-3の状況で自分たちのやりたいことができなかったことが敗因かなと思います。

──F1初戦でしたが手応えを感じた部分は?

手応えと言いますか、正直「やれる」という手応えは持っていました。こういう展開になるだろうとも思っていました。自分たちの展開になったときに相手が凌いでくるというのがF2との大きな違い。そこで凌がれて、相手に展開を持ってかれたような試合でした。

──無観客試合も初めてだったと思います。違和感はありましたか?

練習ではないけれど、公式戦みたいで難しかった。僕らもそうですし、Fリーグの皆さんもそうですが試合をやれることに関しては楽しいですけど何か肩透かしじゃないですけどそんな感じがしていました。試合は負けてしまいましたが数多くの横浜のファンの方たちには生で見てほしいゲームだったと思います。

北野聖夜(Y.S.C.C.横浜)

──試合を振り返って。

結果的には2-5で負けてしまい課題が明らかになったと思います。前半の入りに3点を取られてしまった。そこから1点取り返すまでは良かった。後半の立ち上がりに、ここで決まればゲームが傾きそうなところで、町田にうまくボールを回されて苦しい時間を粘られ、最後に連続失点をしてしまいました。チャンスを決めきらないといけないです。

──F1初戦でしたが手応えを感じた部分は?

僕たちにとって初めてのF1リーグでの試合で、やはり全員勝をまずは目指していましたが、最初の3失点でゲームを難しくしてしまいました。手応えとしては2-3まで追い上げたところ、僕たちの強みである走り切るカウンターで点を取るところはできると思うので、強さを伸ばしつつもあとは決定力だったりいい時間のときに点を取ったり、そういうところで課題が明確になりました。

──無観客試合も初めてだったと思います。違和感はありましたか?

選手の声がすごく響くなと感じました。たとえばマーク交換の声かけだったりが見ていても聞こえていたと思うので、練習試合のような形でしたがやはり公式戦となると独特な雰囲気があるので固くなってしまう。今までのゲームとは違った雰囲気でした。

37分の金山のゴールで均衡が崩れる

ルイス・ベルナット監督(ペスカドーラ町田)

──試合を振り返って。

まずは勝利できたことを嬉しく思います。初戦を勝利で終えることを重要視していました。立ち上がりはよかったがちょっしたミスから失点に繋がってしまった。苦しい時間帯も乗り越えてマネジメントすることができた。後半は両チームともに攻守で集中し、苦しかった中でもチーム一丸で戦えたことは評価の一つです。後半は横浜がいい試合運びをしてきたことで苦しい時間が多くなった。その中でもチャンスを得点に繋げピンチを防げたことが勝利に繋がった。町田には若い選手が多くいます。そのなかでこういった勝利を収められたことは彼らの経験、自信に繋がりチームとしての成長にも繋がります。

そんな選手たちを隣にいるキャプテンがまとめ引っ張ってくれています。今シーズンも一緒に戦えることをうれしく思いますし、開幕ゴールも決めてくれて感謝でいっぱいです。彼のこれからの活躍にもしたいと思います。また、町田のサポーターがいつかピッチの中に来て応援してもらえる環境に戻ってもらうことを願っています。ですがいいかたちでゲームに臨めたので、運営者の方々に対して感謝したいです。ありがとうございました。

──ヴィニシウス選手が後ろの位置にいる時間が長かったがどのような意図があったのか。

まずヴィニシウス選手は素晴らしいパスのセンスを秘めています。そのポテンシャルを生かすため、またクリアランスで相手がプレスをかけてきたときの打開力を上げるため、チームのパスのテンポを与え脅威になるためにもフィクソとして後ろに置く形で使っていました。若い選手も多く起用しています。スピードある選手でプレスをかけることで、状況判断に長けているヴィニシウスなので、後ろからのマネジメントやこぼれてきたボールをインターセプトしてカウンターに繋げられる選手。そういった強みを生かすために起用しました。監督の起用に応えてくれて、チームのために力を発揮してくれました。ヴィニシウス選手には「ありがとう」の一言です。

金山知紀(ペスカドーラ町田)

──試合を振り返って。

前回の公式戦から期間が空き、このような状況下で試合ができるためその感謝の気持ちをピッチの上で表現しようと、みんな口にしていた。開幕戦なので難しい場面もありましたが、難しいときでもしっかり助け合って戦えたことが勝利に繋がったと思います。

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