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2021.09.10

【日本代表/WEB取材】第3GKの役割を理解しつつ、矢澤大夢は成長へ出場へ貪欲だ。

PHOTO BY高橋学

FIFA フットサルワールドカップ リトアニア2021の開幕が迫るなか、14日に行われる初戦のアンゴラ代表戦を前に、フットサル日本代表がオンライン取材に応じた。

2018年AFC選手権チャイニーズ・タイペイ大会で一区切りしたブルーノ・ジャパンが、2020年AFC選手権トルクメニスタン大会に向けて新たに召集した世代を俗に「トルクメニスタン世代」と言う。3人のゴレイロで唯一のトルクメニスタン世代である矢澤大夢は、ベテランのピレス・イゴールと関口優志へのリスペクトと、第3ゴレイロとしてチームに貢献する覚悟を常々口にしてきた。

とはいえ。

自身の成長と出場を諦めない彼の心意気を感じてほしい。

ビーチサッカー第3GKのように、出場機会がきたら誰よりもいいプレーを


──リトアニアに入ってからの雰囲気は?
チーム内の人、それぞれがすごくいい雰囲気です。一緒のチームとしてすでに1カ月間活動してきたので、色々な話をしてどんどん仲良くなって、楽しい日々です。

──初戦が4日後に迫ってきているが。
個人としては第3GKという立場です。ベネズエラ戦だけ出場したのですが、チームのバックアップが大きな役割になると思うので、オフ・ザ・ピッチの部分も含めて意識を向けています。こういう大きな大会は怪我人も出るので、第3GKでも出場する確率は高いと思います。ビーチサッカーの第3GKの方とインスタグラムで連絡を取りました。その方は、コロナ禍ということで第3GKとして召集され、決勝トーナメントから出場機会をもらって、決勝のロシア戦もいいセーブをしていました。そういうことも起こり得る大会だと思うので、僕も出場した時は誰よりもいいプレーをしようと心がけています。

──ゴレイロトレーニングのルーティン、今3人の中で高め合っているところは?
普段から内山コーチが主となり、たくさんのメニューをやっています。今はW杯の試合に向けて、出場時間ごとにメニューを分けています。出場時間の短いゴレイロのパフォーマンスを下げないように、別でトレーンングをしている状況です。

──ベネズエラ戦でプレーした手応えは?
個人としては「緊張感が高い試合ほど高パフォーマンスができる」という特徴を持っています。ベネズエラ戦も、いいプレーができたと思っています。ただ、力が入り過ぎてのポジショニングエラー、大きなミスではないですが「普段だったらこのポジションにいるな」というのがいくつかあったので、もう少し国際舞台慣れして冷静にやれたらいいなと思っています。全体的にはいいプレーができたので満足しています。

──親善試合の6試合をどう見ましたか?
国際試合は実力もそうだが、メンタルが一番大切だと思います。例えばベトナム戦は、攻めているのに点が入らないという苦しい展開でした。そういう苦しい状況が長く続いた時に、ピッチ内もそうですが、ピッチ外の選手が盛り上げて「パフォーマンスやメンタルを落とさないように、強い意志を保ち続けるようにさせる」ということ意識してやりました。結果的に、1-0で勝つことができたあの試合は、日本代表にとって大事な試合になったと思います。

──対戦相手のゴレイロから盗むものがあれば。
僕がここま対戦した中で印象に残ったのは、アルゼンチンのゴレイロです。構え方がちょっと変わっていて、ただそれを分析すると理にかなった構え方で新しい発見でした。日本戦だけでなくて、確かオランダ戦もすごく止めていて、自分でも試してみようと思いました。

──第3GKとして自分が選ばれている理由や役割はどういうものだと?
自分はトルクメニスタン世代ということでブルーノ監督に若手として選んでもらい(主に2018年以降の国際試合に)出場させてもらいました。国際大会特有の空気感の中で高いパフォーマンスを出せたということが、今回の選出の大きな理由だと思います。僕のキャラクターとして、オフ・ザ・ピッチで多くの人とコミュニケーションを取れるタイプなので、その点でも評価していただいていると思います。

──年齢的には3年後も狙えるが、今大会で吸収したいことは?
一つに絞るのは難しいですが、関口選手とイゴール選手からすでに刺激はもらっています。一番は、絶対に負けられない緊迫した状況下で、高いパフォーマンスを出し続けている2人の姿勢、メンタル面などです。他には、長期の代表活動を経て大会に臨む際のコンディションの作り方やメンタルの上げ方ですね。ブルーノ監督もメンタル面を多く指導してくださる方なので、そのあたりを学んでW杯以後のクラブ、代表活動に持ち帰りたいです。そいった点でも、今から始まる大会が楽しみです。

──アンゴラについて、個人技の高い選手が多いが、どう守る?
注意すべきはトランジション。アフリカのチームというのはカウンターがすごく速いので、数的不利のピンチが多くなると思います。日本がボールを保持しているところから取られてピンチなる展開、「シュートがたくさん来る」というよりは「たまに来るピンチがすごく大きなピンチになる」とゴレイロ陣は予想しています。その数的不利のピンチを正確な対応で止めることが大切になる試合だと思っています。

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