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作成日時:2021.10.18
更新日時:2021.10.18

今季全敗中のボアルース長野・横澤直樹監督が退任。2年半で通算成績は2勝7分55敗

PHOTO BY高橋学

10月18日、ボアルース長野は横澤直樹監督と17日付けで契約満了となったと発表。次節以降は、柄沢健コーチが暫定的に指揮を執り、後任の監督については正式に決定次第リリースがあるそうだ。

「どん底を経験したボアルース長野には、発展しかありません」

シーズン途中ながら契約満了が発表された横澤監督は、長野が始めてF1で戦うことになった2019-2020シーズンに監督に就任。

しかし、リーグ戦の成績は33試合を戦い未勝利。0勝4分29敗と、11位のエスポラーダ北海道と勝ち点差25も離れ最下位を経験した。そのシーズンはリーグ戦終了後に、ディビジョン1・ディビジョン2入替戦プレーオフを戦うはずだったが、ヴォスクオーレ仙台がディビジョン1のクラブライセンス不公付のため成績に関わらず降格。長野は翌シーズンも横澤監督と共にF1で戦えることになった。

2年目も成績は振るわなかったが、F1参入後40試合目にして初勝利。そのシーズンの成績は2勝3分17敗でY.S.C.C.横浜と勝ち点で並んだが、得失点差で及ばず2シーズン連続で最下位が決定。それでも、そのシーズンはF2王者のトルエーラ柏(現:しながわシティ)がF1競技基準を満たさず長野は残留することに。

そんな中で今シーズンに当たる3年目のシーズンを戦っていた。だが成績はリーグ戦全敗。約3カ月間の中断期間後のリーグ戦ではペスカドーラ町田に0-6、バルドラール浦安に2-6と大敗。16日の浦安戦を最後に、契約満了のため横澤監督が退任する運びになった。

リーグ戦を2年半戦って、通算成績は2勝7分55敗。「33戦未勝利からの、初勝利の感動は、特に印象に残り、弱くても、感動を共有できる方法も、学ばせていただき、本当に感謝しています。どん底を経験したボアルース長野には、発展しかありませんので、沢山勝利して喜んでいる姿を、陰ながらですが喜ばせていただきます」と、プレスリリースを通じて横澤監督はコメントを残した。

今シーズンの通算勝ち点は0。残留へ向けて、残りの13試合でどこまで巻き返せるか。

クラブからのリリースは以下のとおり

【トップチーム】横澤直樹監督契約満了のお知らせ

このたびボアルース長野では、約2年半に亘りチームを指揮し共に戦ってまいりましたトップチーム横澤直樹監督と10月17日(日)付けで契約満了となりましたのでお知らせいたします。なお、10月24日(日)の公式戦より暫定的に柄沢健コーチが指揮を執ります。後任の監督に関しましては、正式に決定次第お知らせいたします。

【横澤直樹監督コメント】

長野県、北信越初として、F1リーグの参入に伴い、監督として指揮をとらせていただき、本当にありがとうございました。

クラブ、スポンサー、サポーターの方々と、貴重な経験を共有できたことを誇りに思います。

33戦未勝利からの、初勝利の感動は、特に印象に残り、弱くても、感動を共有できる方法も、学ばせていただき、本当に感謝しています。

『勝っても負けても愛されるクラブ』

素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

ボアルース長野を通して、多くの長野県の素晴らしさを知ることができましたし、これからも長野県の良いところを伝えていきたいと思います。

どん底を経験したボアルース長野には、発展しかありませんので、沢山勝利して喜んでいる姿を、陰ながらですが喜ばせていただきます。

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