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2022.03.22

【全日本選手権決勝後会見/立川・府中】雑草魂で日本一を手にした新井裕生。「アスレはサッカーで挫折した僕にもう一度夢を見させてくれたチーム」

PHOTO BY高橋学

3月21日、JFA第27回全日本フットサル選手権大会の決勝戦が駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で行われ、名古屋オーシャンズと立川・府中アスレティックFCが対決。1-0で勝利した立川・府中が初優勝を果たした。

新井裕生は、試合を決定付ける2点目を決めきれなかったもののプレス回避やディフェンスの部分で勝利に貢献した。

クラブの育成組織出身の新井は、“立川・府中アスレティックFC”として戦う最後の試合で「最後に恩返しがしたい」と、長く過ごすクラブのため、是が非でもタイトルをもたらそうと戦った。

サッカーをプレーしていた小学校、中学校は全然試合に出られず、高校でもサブだったという新井が日本一に輝き何を感じているのか。試合後の記者会見で優勝の感想を口にした。

全日本選手権決勝レポート

あまり良いフットボール人生ではなかったかもしれないですが…

──優勝おめでとうございます。まずは試合を振り返っていかがですか?

この大会が始まって、サポーターの方に「駒沢をブラウンに」というハッシュタグで、SNSを通じて応援してもらっていたので、その思いも乗ってここまで来れました。楽な試合は一つもなかったですし、ケガ人も多く苦しい部分がありましたが、チーム一丸となって頑張れたことが勝因だと思います。

──第2ピリオド、決めなければいけない決定機を外してしまったシーンもありました。

あれを決めれなかったときに、「これは負けたらまずいぞ」という気持ちもありましたが、最後、パワープレーの守備で出ている選手たちが頑張って守ってくれたおかげで勝てたので、終わったときはホッとしました。

──あの場面ではどんな状況が見えていて、左上のコースを狙ったのでしょうか?

ボールが少し浮いていたのですが、(金澤)空の声が聞こえて、置きにいった部分がありました。迷いと終盤での疲れがあってミスしてしまいました。思い切って打っていれば決められたかなと、終わってみて思います。

──プレス回避において新井選手が大きな役割を果たしていたと思いますが、チームからどんなことを任されていましたか?

ジョーも(内田)隼太もいなかったので、リーグ戦とは全然違ったセットになりました。僕は普段、ジョーがいるセットに入って1週間しか準備期間がなかったですけど、一昨年くらいからテツさん(完山徹一)とか(皆本)晃さんとずっとやっていましたし、空とも練習中からコミュニケーションをよく取っていたので2人の関係性でうまくやれていたと思います。

──今後、自分自身の高めていきたいところは?

左利きですし、アラでもプレーしていた経験があるので、代表に呼ばれている本石(猛裕)選手とか平田(ネト・アントニオ・マサノリ)選手とは違った、星翔太選手のようなオールマイティに活躍できるピヴォを目指していきたいです。得点のところもそうですし、普段のボール回しや受ける部分、アジアリティといった部分を伸ばしていければと思います。

──サッカーエリートではなかった新井選手が日本一を勝ち取ったということには大きな意味があるのでは?

最後の笛が鳴ったとき、本当にいろいろな思いがありました。小学校、中学校は全然試合に出られず、高校でもサブで、あまり良いフットボール人生ではなかったかもしれないです。でも、ここまでがむしゃらに、雑草魂で続けてきたことがやっと結果に出て、とても嬉しいです。Fリーグ選抜では一時活躍出来ましたけど、立川・府中ではチームの力になれていなかった。中学1年の頃からお世話になったチームですし、サッカーで挫折した僕にもう一度夢を見させてくれたチームなので、「最後に恩返しがしたい」という思いでこの大会に臨んで、こうして優勝できて本当に嬉しいです。

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