更新日時:2022.03.25
【移籍情報】北海道から長年在籍している鶴岡広之、田辺陸、宮原勇哉ら5選手の退団が決定。
PHOTO BY高橋学
エスポラーダ北海道は22日、鶴岡広之、田辺陸、宮原勇哉、三浦憂、そしてセカンドチームに所属する佐藤辰之介の退団を発表した。
鶴岡は2013シーズンから9年間在籍
特別指定選手ながら背番号「9」を身につけプレーしていた佐藤はまだ21歳。北海道での活躍が期待されていたが退団が決定。「高校を卒業してから3年間、トップリーグでプレーをすることの難しさや厳しさを肌で感じ、フットサルの楽しさに魅せられ、今後の自分にとってかけがえのない時間を過ごすことができました」とコメントを残している。
今シーズン限りで退団する鶴岡は2013シーズンから9年間在籍。日本代表GKの関口優志や坂桂輔と共に切磋琢磨し、北海道のゴールマウスを守り続けてきた。北海道での時間を振り返り、鶴岡は「実力が足りず、思い描いていたような実績は残せませんでした。悔いが残っていないと言えば嘘になりますが、自分のような凡庸な選手がここまでFリーガーとして続けてこられたことで十分だと思っています」と語り、「これからもフットサルは続けていきます。どのような形になるかまだわかりませんが、どこかで僕のことを見かけたら声をかけていただけると嬉しいです」とサポーターへ呼びかけた。
そして、2015シーズンから在籍している田辺も今シーズンでクラブを退団。その理由として、「自分に打ち負けたからこのチームに居るべきではないと判断したためです」と明かし「心・技・体のところで常に100の準備をして来たつもりでしたが、脆さと弱さが目立ち納得のいく状態には在らず軸がブレてしまいました。その背景には様々な事象がありますが、全ては私自身の問題であり力の無さの現れです」と告白した。ただ、この5年間を通じて「人としても大きく成長させていただきました」と振り返った。
同じく2015シーズンからプレーする宮原も退団。宮原は、「12歳でエスポラーダ北海道を知り、18歳でユニホームに袖を通し、かれこれ7年の月日が流れました。北海道を背負って戦うことができたこと、地元やゆかりの地で自分を表現できたこと、そして多くの選手・スタッフと出会い、特別な時間を共有できたこと、とても充実した幸せな7年間でした」とクラブへの思いを綴った。
高校3年生からプレーしている三浦も今シーズン限りで退団。「僕自身もっと挑戦したいという気持ちが強くなり退団を決断しました」と三浦はチームを離れる理由を明かした。今シーズンは14試合に出場して9ゴールを挙げ、昨シーズンは22試合で11ゴールを決めていた三浦は来シーズンどこに活躍の場を移すのか注目が集まる。
これまでクラブを支えてきた選手たちがチームを離れ、北海道はこれからどんな補強に動くのかも気になるポイントだ。
クラブからのリリースは以下のとおり
退団選手のお知らせ
この度、2021-2022シーズンをもちまして、5名の選手が退団することとなりましたのでお知らせいたします。今後の彼らの活躍を期待するとともに、エスポラーダ北海道への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
~退団~
≪ NO.9 佐藤 辰之介(FP)≫ ※特別指定登録選手
■生年月日:2000年8月25日(21歳)
■出 身 地:北海道札幌市
■所 属 元:エスポラーダ北海道セカンド
■各年成績:【Fリーグ登録数・得点】 ※通算15試合1得点
(F2019)出場なし (F2020)1試合得点なし
(F2021)14試合1得点≪佐藤選手のコメント≫
今シーズンをもちまして、エスポラーダ北海道を退団することになりました。高校を卒業してから3年間、トップリーグでプレーをすることの難しさや厳しさを肌で感じ、フットサルの楽しさに魅せられ、今後の自分にとってかけがえのない時間を過ごすことができました。これも日頃からサポートしていただいている関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様のお陰だと思っています。そして、フットサルスクールや幼稚園、学校訪問を通して触れ合ったたくさんの子どもたちとその保護者の皆様、先生方からの応援と笑顔に背中を押され、選手としてのやりがいを感じることができました。心から感謝しています。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。3年間本当にありがとうございました。≪ NO.12 鶴岡 広之(GK)≫
■生年月日:1990年8月19日(31歳)
■出 身 地:北海道札幌市
■前 所 属:バサジィ大分
■各年成績:【Fリーグ登録数・得点】 ※通算228試合得点なし
(F2013)20試合得点なし (F2014)28試合得点なし
(F2015)30試合得点なし (F2016)20試合得点なし
(F2017)22試合得点なし (F2018)33試合得点なし
(F2019)32試合得点なし (F2020)22試合得点なし
(F2021)21試合得点なし≪鶴岡選手のコメント≫
今シーズンをもって退団することになりました、鶴岡広之です。自分の現状や今後のことを考えた結果、退団する決断をしました。エスポラーダ北海道に携わる全ての方々、応援してくださったファン・サポーターの皆様、そしてこれまで一緒にプレーをしてきた仲間達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。9年間在籍していましたが、実力が足りず、思い描いていたような実績は残せませんでした。悔いが残っていないと言えば嘘になりますが、自分のような凡庸な選手がここまでFリーガーとして続けてこられたことで十分だと思っています。これからもフットサルは続けていきます。どのような形になるかまだわかりませんが、どこかで僕のことを見かけたら声をかけていただけると嬉しいです。今までありがとうございました。≪ NO.13 田辺 陸(FP)≫
■生年月日:1993年3月5日(29歳)
■出 身 地:北海道函館市
■前 所 属:バサジィ大分
■各年成績:【Fリーグ登録数・得点】※通算175試合19得点
(F2015)19試合1得点 (F2016)25試合得点なし
(F2017)23試合2得点 (F2018)33試合4得点
(F2019)33試合4得点 (F2020)20試合5得点
(F2021)22試合3得点≪田辺選手のコメント≫
今シーズンをもちまして、5シーズン過ごしたチームを退団する決断をいたしました。理由としましては、自分に打ち負けたからこのチームに居るべきではないと判断したためです。心・技・体のところで常に100の準備をして来たつもりでしたが、脆さと弱さが目立ち納得のいく状態には在らず軸がブレてしまいました。その背景には様々な事象がありますが、全ては私自身の問題であり力の無さの現れです。この5シーズン結果も伴わず苦しい悔しい想いが強くありますし、どれだけチームに貢献できたかは分かりません。プレーを見て分かる通り、私は不器用で決して上手な選手とは言い難いプレーヤーです。闘う事でしか自分を表現できませんが、この強みで誰かの心を動かす事ができたのなら選手として嬉しく思います。エスポラーダでの5年間は人としても大きく成長させていただきました。これまで携わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。これまでの繋がり、これからの繋がりを大切に自分らしさ全開で次の挑戦を楽しみます。最後になりますがエスポラーダ北海道のこれからの飛躍と更なる発展を心から願っております。ありがとうございました。≪ NO.14 宮原 勇哉(FP)≫
■生年月日:1996年11月10日(25歳)
■出 身 地:北海道厚岸町
■前 所 属:帯広北高等学校サッカー部
■各年成績:【Fリーグ登録数・得点】※通算176試合22得点
(F2015)18試合3得点 (F2016)30試合4得点
(F2017)29試合2得点 (F2018)32試合8得点
(F2019)31試合2得点 (F2020)22試合1得点
(F2021)14試合2得点≪宮原選手のコメント≫
今シーズンをもちまして退団することを決断いたしました。12歳でエスポラーダ北海道を知り、18歳でユニホームに袖を通し、かれこれ7年の月日が流れました。北海道を背負って戦うことができたこと、地元やゆかりの地で自分を表現できたこと、そして多くの選手・スタッフと出会い、特別な時間を共有できたこと、とても充実した幸せな7年間でした。また、仕事の面でお世話になった明日佳グループ様をはじめとする、チームを応援してくださっているスポンサー企業の皆様、関係者の皆様、また、どんな時もアツい声援で選手たちを鼓舞してくれたファン・サポーターの皆様へ心より感謝申し上げます。7年間本当にありがとうございました。≪ NO.18 三浦 憂(FP)≫
■生年月日:1998年8月29日(23歳)
■出 身 地:北海道幕別町
■前 所 属:エスポラーダ北海道サテライト
■各年成績:【Fリーグ登録数・得点】※通算133試合23得点
(F2016)1試合得点なし (F2017)29試合1得点
(F2018)30試合3得点 (F2019)32試合4得点
(F2020)22試合11得点 (F2021)19試合4得点≪三浦選手のコメント≫
今シーズンをもちまして、エスポラーダ北海道を退団することになりました。高校3年生の冬に特別指定選手として登録していただき、そこから今シーズンまでたくさんの経験ができたのも、エスポラーダ北海道を支えてくださっている全ての皆様のおかげです。ありがとうございました。北海道のファン・サポーターの皆様は本当に熱く、いつも選手のプレーを後押ししてくださり力になりました。ホームゲームの雰囲気は特に最高でした!このチームでプレーをしなくなることはとても寂しいですが、僕自身もっと挑戦したいと言う気持ちが強くなり退団を決断しました。これからも頑張りますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。北海道の皆さん、最高でした!本当にありがとうございました!
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