更新日時:2022.07.22
名古屋から選手6名、スタッフ2名の新型コロナ陽性反応。24日・大阪戦の開催延期が決定
PHOTO BY高橋学
22日、Fリーグおよび、名古屋オーシャンズは、24日に開催予定だったFリーグ2022-2023 ディビジョン1の第6節 名古屋オーシャンズvsシュライカー大阪の開催延期を発表。新型コロナウイルス感染症の検査で名古屋の選手6名、スタッフ2名に陽性反応が確認されたことを受けての決定となった。
開幕5連勝中に訪れた“1カ月試合なし”の試練
今回の開催延期は、名古屋の今後の戦いへの影響も懸念される。
リリースによると、選手6名、スタッフ2名に陽性反応が確認され「出場人数が確保できないことから、開催延期を決定」と記されている。今シーズンの名古屋の登録選手は15名であり、そのうち6名が離脱したこと“だけ”を考えると、「試合続行」の判断もあり得たということになる。
当然、万全ではない状態であり、「試合回避」の選択しかなかったことは間違いない。ただし、この期間の実戦機会を失ったことは、名古屋にとって“チーム構築の遅れ”を招く痛手にもなりかねない。
というのも名古屋は、24日の次の試合が8月22日と、1カ月も先になるからだ。
当初、8月3日〜14日にアジアクラブ選手権がドバイで開催され、Fリーグ王者の名古屋は同大会に出場予定だったものの、アジアサッカー連盟(AFC)からは大会中止が発表されているため、純粋に“試合がない期間”となってしまっていた。
18日のバルドラール浦安との全勝対決を制して唯一の開幕5連勝を飾ったものの、コンディションが上がってきている今だからこそ、さらに精度や連係を深めていく期間にする予定だったはずだ。
今シーズンから加入したダルランや、浦安戦でデビューしたアンドレシートなど、コンビネーションが深まることで圧倒的な強さを上積みできるだろうと、その片鱗を見せていただけに、勢いがやや停滞することになる。
他チームの多くも、7月末から8月中旬の試合開催が少ない時期を“アップデート期間”としてスケジューリングしていたことを考えても、名古屋だけが出遅れるかっこうだ。
リーグ6連覇へ向け視界良好だった名古屋に訪れた試練は、この先どのように影響するのか。陽性が確認された選手、スタッフのいち早い快復を願うとともに、王者の今後の戦いも見守っていきたい。
なお、代替日は決定次第の発表となり、チケットの払い戻しについては、クラブのHPにて案内されている。
以下、Fリーグリーグからのリリース。
7月24日(日)に開催を予定していたFリーグ2022-2023 ディビジョン1 第6節 名古屋オーシャンズ vs シュライカー大阪(13:15キックオフ/中村スポーツセンター)について、新型コロナウイルス感染症の検査で名古屋オーシャンズの選手6名、スタッフ2名に陽性反応が確認され、出場人数が確保できないことから、開催延期を決定致しましたのでお知らせ致します。
チケットの払い戻しにつきましては、名古屋オーシャンズ公式サイト(http://www.nagoyaoceans.com/)にてお知らせいたします。ファン・サポーターの皆様におかれましては、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、当該試合の代替日については決定次第お知らせいたします。
【開催延期となった試合】
Fリーグ2022-2023 ディビジョン1
第6節 名古屋オーシャンズ vs シュライカー大阪
2022年7月24日(日)13:15キックオフ
@中村スポーツセンター
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