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作成日時:2018.08.17
更新日時:2018.08.17

小倉COOも期待!「左足の強烈なシュートはみんなが見たいはず」

PHOTO BY軍記ひろし

日本フットサルリーグ(Fリーグ)は17日、元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏(45)が、大阪で行われる共同開催大阪ラウンドでFリーグに参戦することを発表した。

シュートを打ってとお願いする

ロベルト・カルロス氏の招聘発表会見に出席したFリーグの小倉純二COOが質疑応答を行った。ロベルト・カルロス氏の招聘への効果や影響への期待感や、プレーへの関心をコメント。また、注目されている2020年に実施予定のフットサル・ワールドカップに関する現状を明かした。以下は質疑応答の全文。

──ロベルト・カルロス氏を起爆剤として招聘しどれくらいの効果、影響を期待しているのか。

1つは、先ほどは中だるみ言いましたが、(ここまでのは)満員にはなっていないです。Fリーグのフットサルにもっと関心持ってもらいたいです。もう1つは、今年から代表強化というか、Fリーグでは先日アジアクラブ選手権で名古屋が頑張りましたが準々決勝で敗れました。こういうものでアジアのチャンピオンになってもらいたいです。そういう意味で、若手を育成したい。今回、いろいろな議論がありましたが、ロベルト・カルロスさんがフットサルをやっていると盛んに言っていました。(そういう選手が)若い選手の中に入ってどういう効果があるか試して見たいです。それが戦力強化になるかは、今のところわからないですがトライしたい。そういうことをやることによって、フットサルに対してもっとみなさんの関心を持ってもらえればと思います。最近はフットサル自体がAbemaTVさんJ SPORTSさんの両方で放映してもらい、新しい層が増えています。そういう中で、フットサルの面白さをもっとわかってもらえるとありがたいなと。ブラジルのように、ジーコさんの言うように13歳から14歳まではフットサルしかさせない、そこで技術を学んでサッカーに活かせる。それが日本でも起こり得るのかどうか。日本サッカー協会としてもフットサルの技術をどう活かすかの研究が始まっています。ロベルト・カルロスさんが来ることで、実験の1つの材料ができると思っています。何回もやらなければいけないですが、今回はそう言う実験ができると楽しみを持っています。

──エキシビジョンマッチではチームを率いてとあるが、出場はするのか。
渡邊眞人Fリーグ総務主事 はい。中心でやります。

──今回はロベルト・カルロス氏が来て、今後こういう経験を来年以降に他のビッグプレーヤーを呼ぶような計画はあるのか。
フットサルを今後どうするかという企画の中で、いろいろな案は出ています。今回、ブラジルの名選手、フットサルの名選手の予定がどうかと探りましたが、リーグをやっていてこれなかったり。日本フットサルに役立つようなことがあるならば、毎回トライすることを考えていく必要があります。たくさんお客さん入らないと困りますが、そこを図りながらウェイト付けしていきます。日本の代表チームが強くなる、クラブチームがアジアの中で戦える。日本のサッカーの中のフットサルの位置付けを浸透させたいと思っています。来年も企画としては、今回どういう形で収まるかを見ながら検討していきたいです。

──10月オールスターをやる予定だったが。
今年はないです。今年はこちら(ロベルト・カルロス氏招聘)を一生懸命やりたいことと、場所をどこにするかの問題もあり今年はやらないです。

──オールスターにロベルト・カルロス氏を出すのではなくリーグ戦に出すことに意味があると思うが、来年以降にオールスターが再開したとしてもリーグ戦の出場にこだわるのか。
やってみないとわからないですし相手次第の部分もあります。

──2020年のフットサル・ワールドカップの招致を目指しているが、ロベルト・カルロス氏が入ってリーグ戦が盛り上がることは招致活動にも影響があるのではないか。
2020年のオリンピックが終わった後のワールドカップ開催がどうかなのかと言われています。2020年のワールドカップの場所はまだ決まっていないです。決まるのは10月27日と言われていて、アフリカの地で決まります。FIFAの評議委員会で決まりますが、現在は5カ国が手をあげていてどこも降りていないです。招致活動は今はやってはいけないと通達されていて、待たざるを得ない状況です。これまでも毎年、Fリーグと女子リーグをどうやっているかというレポート、ポスターを含めて毎年送りつけて日本はちゃんとやっていると言い続けています。期待しているところで待っている状態です。ロベルト・カルロスさんが日本に来るのは、みなさんが注目することですし 、当然FIFAも知ることになるだろうと。知ってもらって、日本のフットサルをPRしていきたいと思います。

──ロベルト・カルロス氏といえば「悪魔の左足」の異名を持つ選手だが、どのようなプレーに期待しているか。
「悪魔の左足」は競技場では見たことあるのですが、フットサルでどういうプレーをしてくれるかには関心があります。(コートは)狭いですしゴールが小さいです。そういう中でどんなプレーをしてくれるかに関心あります。というか、映像がよくわからないんです。インドの試合も、ブラジルの試合も、ロナウヂーニョが出ていたもので彼ばかりを映しているんですね。だから、どういうプレーをしたのかよくわからないですね。来てもらって、練習もするでしょうから、左足の強烈なシュートを見てみたいですし、お客さんもみんな見てみたいでしょう。ですからシュートを打てとお願いするようにしますので(笑)

──6日に来て10日にマドリーへ戻る日程だが、その間に日本のフットサル選手やサッカー関係者との交流会などは考えているのか。
今はどうやってご飯を食べようかと相談してる段階くらいです。時間を100%フットサルのために割いてくれると言ってもらっているようなので、うまく利用させてもらうことができれば良いなと。12チーム全てが集まる機会なので、うまい話ができればと思います。彼の着いてからの日程ははっきりしていないです。試合の時間は決まりましたが、あとはどういう時間帯で過ごすか決めていないのではっきりしてからです。

渡邊眞人Fリーグ総務主事 先ほどのロベルト・カルロスさんの映像にもありましたとおり、大きな災害を受けたことをご存知です。土曜日(8日)と日曜日(9日)に100名ずつ、被害のあった広島や岡山から小学生をご招待させていただきます。そこでの活動などもこれからプログラムしていきたいと思っています。これから、我々連盟が47都道府県にありますので、特に被害が大きかった広島、岡山、地元の大阪、東海地区の岐阜など含めて総勢100名ずつお招きさせていただいて、避難所暮らしのお子さんに元気を与えて欲しいということを彼からの伝言としていただいているので、これから企画していきたいと思います。

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