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作成日時:2023.04.12
更新日時:2023.04.13

【日本代表】名古屋オーシャンズで篠田龍馬と切磋琢磨し代表の正守護神を狙う田淵広史。「いいものを吸収して、育ててきてもらった」

PHOTO BY高橋学

10日(月)、フットサル日本代表はモロッコ遠征を前に、高円宮記念JFA夢フィールドにて汗を流した。

14時過ぎから始まったトレーニングは、レクリーションメニューからスタートし、1対1のトレーニング、パラレラを使ったチーム戦術の確認等を含め、約2時間ほどで終了した。

田淵広史は昨季、Y.S.C.C.横浜から名古屋オーシャンズに復帰。正守護神の篠田龍馬と切磋琢磨しながら出場機会を多く獲得し、前回のタイ遠征に続いて今回のモロッコ遠征にも招集された。日本の未来を担う若きGKにこの活動の意気込みを聞いた。

足元やシュートストップに注目してほしい

──前回のタイ遠征に続いて、今回のモロッコ遠征にも選ばれました。

タイ遠征が終わったあとに全日本選手権があって、そこではプレー時間がなかったなかで選ばれたことはうれしかったです。オフの期間でもどれだけ(自分のレベルを)上げられたか証明しなければいけないですし、いい準備はできていると思います。自分に期待しかないです。

──名古屋オーシャンズに復帰した昨シーズンは、篠田龍馬選手と切磋琢磨して出場機会も確保して、田淵選手にとって飛躍の1年になったのでは?

1年間一緒に頑張って、試合は半分半分での出場になりました。最後のプレーオフに出られてうれしかった気持ちになりましたし、出た試合では篠田さんの分もに自分が頑張らないといけないという気持ちが強かった。優勝できてよかったですね。

──今までは篠田選手が「静」、関口優志選手が「動」と言われていて、今は田淵選手が「動」を担っているように思えますが。

どうですかね。篠田選手、関口選手のいいところをどんどん盗んで自分のスタイルを作ってきたので、どちらかと言われれば自分でもどういう感じかわかってないです。自分の成長のために人のいいものを吸収して、育ててきてもらったような気持ちです。

篠田選手のことは僕がブラジルにいた時からずっと見ていて、サインも持っているくらい。チームメートですけどイチファンでもある。今季は篠田選手と一緒に練習して、落ち着くところもそうですし、セービングも勉強になって、いい1年を過ごせました。

──昨年のAFCアジアカップに出場したGKはベテランのピレス・イゴール選手と黒本ギレルメ選手でした。田淵選手のような若いGKが出てきて活躍することも期待されているのでは?

今のプレーモデルはGKも攻撃に参加しなければいけないので、足元が必要になるので、そうしたところやシュートストップも注目してほしいです。アジアカップに選ばれたらしっかり活躍して、自分のポジションを獲得できるようにしたいです。

──田淵選手は自分でゴールも決めちゃいますしね。

そうですね(笑)。あれは自分の人生でも1位、2位くらいのゴールでした。試合中は無我夢中でしたけど、終わったあと、自分でも「なんで狙ったんだろうな」と思いました。

──アジアカップの先には、W杯も控えていますが。

日本のフットサルを世界的にもっと見てほしいですし、まずはW杯の前のアジアカップで自分たちを示さなければいけません。それに向けて毎日努力して、全力で頑張りたいと思います。

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