更新日時:2018.09.09
【F1第13節/北海道×町田】“勝ち点”は取れなくても“気持ち”を見せた。「北海道の看板を背負うことの自覚を持って戦ってくれた」(北海道 小野寺隆彦監督)
PHOTO BY軍記ひろし
9月9日(日)、DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 共同開催 大阪ラウンドの最終日、最終戦を戦ったエスポラーダ北海道は、ペスカドーラ町田に1-3で敗れた。
試合序盤は一進一退の攻防から一転、11分に先制点を奪われたが、その直後、中央でボールを受けた内田洸介が反転してゴール左隅へ。高卒ルーキーとして2016シーズンに加入してから3年目、ようやくマークしたFリーグ初ゴールが同点弾となった。
しかし15分、再びリードを許すと、前半さらに1点を追加されて試合を折り返す。逆転を狙う北海道は後半もギアを上げたがゴールを奪えず。それでも最後まで強度の高いディフェンスで意地を見せた。選手や監督は試合後、2連戦で勝ち点を挙げられなかった悔しさをにじませながらピッチを後にした。
胸を張って北海道に帰ります
小野寺隆彦監督(エスポラーダ北海道)
昨日の試合よりも、もっと強い気持ちを持って、北海道を代表する気持ちで戦おうということで臨みました。結果は1-3で、勝ち点3を届けられずに残念な気持ちです。こういう(震災で北海道が大変な)時には、結果でいい報告をするのが役目だなと思います。
ただ、メンバー14人の平均は22.6歳という若さの中で、北海道の看板を背負うことの意味を伝えて、スポーツは見る人たちに勇気と元気を与えるものだという自覚を持って戦ってくれました。
敗れはしましたが、後半は0-0のスコアで意地を示してくれたのかなと。この2試合が、選手たちが人間として1回りも2回りも成長できるのであれば、この敗戦も無駄ではなかったと思えると思います。これから胸を張って北海道に帰って、これからは、被災への支援など、できることを全力で頑張っていきます。
──内田洸介選手は初ゴールでした。これまで2年間でなかなか結果を出せなかった中で、彼にとってもこのタイミングでゴールできたことは価値があるのではないでしょうか。
そうですね。実は、あの(攻撃的な)ポジションで入団して、この2年やってきて、そこでは無理かもしれないということでフィクソのトレーニングをさせていました。今日は、チーム事情ということもあって、(以前の攻撃的なポジションで)やるぞというところで、イゴールや町田という強敵からゴールできたことは大きな自信になると思います。そういうハートは持っている男なので、これからの頑張りに期待したいと思います。
高山剛寛(エスポラーダ北海道)
選手としては結果だけを求めてやっているので、この2日間で勝ち点を一つも取れなかったことが悔しいです。ゴールや結果で見ている人の気持ちを動かせるはず。でも2日で1点なので、もっとゴールできるように、北海道の強みを生かして、スピードやカウンターで、見ている人の心を動かせるようなフットサルをしたいです。来週も(旭川での)ホームゲームがありますし、リーグはこれからも続くので、道民に力を与えられるように頑張ります。2日間ありがとうございました。
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