更新日時:2018.09.14
【日本代表】公式戦初出場に期待がかかる立川・府中の内田隼太について「攻撃面で非常にインテリジェンスがある」
PHOTO BY軍記ひろし
目の前の大会でトップに立てるように
日本サッカー協会(JFA)は14日、今月21日(金)から27 日(木)にかけて行われるイラン遠征に参加する日本代表メンバー14名を発表した。
会見に出席した日本代表を率いるブルーノ・ガルシア監督が、記者からの質疑応答を行った。
──内田隼太選手のプレーの特徴は。
相手に脅威を与える一対一に強い選手です。そこからピヴォとの連係を見せ、クリエイティビティを発揮しながら攻撃にアクセントを与えてくれる選手です。特に攻撃面で非常にインテリジェンスの高い選手です。
──代表強化を目的に今年からできたFリーグ選抜の中から招集された選手はいないが、そのことについてはどう考えているか。
そこには色々なポイントがあります。最近の合宿では伊藤圭汰を招集しました。そしてもう一つ。今のFリーグ選抜の選手たちはすごく力を見せてくれています。しかし昨季までは、ほとんど試合の出場経験がありません。選抜に入り、リーグを戦っていることは素晴らしいことです。彼らのモチベーションは高まり、力もついてきています。ただ、代表チームで考えると、ここに来るためには、まだ段階を踏んでから。その中で、この前の合宿で伊藤に来てもらったのは大きなことだと思います。それによってチームメイトたちが大いに刺激を受けているでしょう。
──今後のスケジュールについて、今回のイラン遠征の後に年内にまた行う予定はあるのか。
年末にかけてもう一つ海外遠征を計画しています。
──2020年のワールドカップの招致に日本は動いている。招致した際には、予選免除となるのか。
まだ見えていない状況で、仮想の話になります。日本で開催されれば、素晴らしい機会になると思います。ただ、それにより私たちが目標としていた強化の指針や強化ポイントが変わることはありません。我々が達成したいと思っていることとは別に、そういう素晴らしい大会が日本で開催されれば良いなと思っています。何かできることがあれば応援したいなと。
──最終目標は2020年大会で良い成績を残すことだと思うが、具体的にどのくらいの成績を残したいのか。
考え方として、まずはAFCの予選があります。そこを勝ち抜けば本戦があります。そこを勝ち抜いた時に初めてワールドカップに出られます。そういう考え方をしていて、目の前のことを1つ1つクリアしていく。間違いなく言えることは、公式戦であろうが非公式戦であろうが、目の前の大会でトップに立てるように取り組んでいます。それに尽きると思います。
──今の日本代表に足りない部分は何か。また、それを得るためにこのイラン遠征をどう活かしたいか。
AFC選手権の振り返りから色々なところでも話してきましたが、今のイランは歴史的な黄金世代と呼ばれるメンバーです。その背景にあるものとしては、先ほども活動のボリュームの話をしましたが、そういうイランが我々の3倍以上も取り組んで大会に臨んでいました。トレーニングキャンプだけでなく、国際的な練習試合。なので1つ目としては日本代表の活動のボリュームが間違いなく必要です。そのため、AFC選手権後は国内合宿の回数も増えましたし、遠征もできるようになりました。非常に高い経験ができる機会がこのように増えています。4日間で、本当にトップレベルの厳しい試合を3試合行えます。さらに、チャピオンチームのホームに赴く。これは私にとって理想的なことで、足りないものを1つでも埋める。強くなるための理想的な強化です。JFAがフットサルに対して真剣になってくれたことの表れだと思います。
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