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作成日時:2023.10.07
更新日時:2023.10.07

【日本代表】内田隼太「まずは一番に勝利を目指す。カットインシュートを、久しぶりに日本のみなさんに届けられたら最高です」

PHOTO BY本田好伸

日本代表は7日、AFCフットサルアジアカップ2024予選の初戦でオーストラリア代表と戦う。6日、開催地である台湾の試合会場で前日練習を終えた直後、内田隼太に話を聞いた。

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自分はプレーで締めていきたい

──台湾から合流して、コンディションなどはいかがですか?

コンディションはいいですし、ブラジル遠征からそれほど日が空いてないので、継続した取り組みや積み重ねができているのではないかなと思います。

──今はチームのやり方も変わってきていますが違和感なくやれていますか?

いや、そんなこともなかったです。最初はありました。ブラジル遠征に参加できたことが本当に大きかったですね。あそこで4試合できたので、トライ&エラーを繰り返して、最低限の形を個人としてもチームとしても持てる状況をつくれているのかなと。やりたい形のスタートラインには立てた状態なのかなと思います。

──スペインでやってることが生かされている感覚はありますか?

もちろん、止める、運ぶ、ドリブルだったりでは生かされています。最終的には今の代表の形に加えて、1対1、個ではがす部分が求められるので、そういった部分はスペインでの経験を生かしてやっていきます。

──スペインのチームは4-0の形が多いですか?

いえ、3-1もクワトロ(4-0)も両方やります。

──そうすると、代表の戦術理解はそれほど難しくない?

いえ、クワトロと言っても、日本のは少し種類が違うというか特殊な感じで、僕は初めてやった形でした。でも、パスを出して動くという基本は一緒ですし、それはどんなシステムであっても変わらない、誰もがやらなければいけないことです。本当に、自分のプラスになることが多いですね。

──チームは若い選手が増えてきましたが、雰囲気や立ち位置にも変化がありますか?

雰囲気は、ベテランから若い選手まで本当にいい雰囲気で、練習も、それ以外の時間も過ごせています。自分は、中堅ぐらいの立場ですね。同じ世代の(清水)和也だったり、(石田)健太郎だったり、ツツ(堤優太)だったりが引っ張っていかなきゃいけない責任もありますし、特に自分は、プレーで締めていけたらなと思います。

──26歳の世代が中心となっていく時期に入ってきましたね。清水選手と話すことも?

もちろん、同じ世代ではそういったことを話していますね。

──体つきがかなりガッチリしているように見えます。大きくなりましたか?

ということをさっき、(ピレス・)イゴールにも言われました(笑)。僕は前回のアジアカップに参加していないので、イゴールと最後に会ったのは2、3年ぶり。大きくなったんですかね? 自分ではあまりわからないです。

──それほど鍛えたという意識はなく?

もちろん、トレーニングは日々やっています。ただ、スペインにアジャストするというより、もっともっと高いところを見てやっていますし、日々成長していかなきゃならない通過点が今というか。特にスペインに合わせたわけでも、今が最高点のフィジカルということでもないです。日常を積み重ねてきた上での今って感じです。

──自分のベストの体重や状態があるわけではない?

特には。やはり、少しずつ体重は筋肉量で増やしていったほうがいいかなとは思っています。まあ、ちょっとずつですね。今の体ががやりづらいとか、そういうこともないですね。

──では、オーストラリアに向けてはどうですか?

ここまできたらチーム一丸となって、まずは一番に勝利を目指してやりたいです。チーム全体で崩すのも一つですし、自分でそれを助けられるように。アシストだったり、ゴールに絡む動きをしたいですね。

──代名詞のカットインからのシュートも楽しみです。

そうですね。久しぶりに日本のみなさんに届けられたら最高です。

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