更新日時:2019.02.08
【移籍情報】大分・狩野新が今季限りで引退を発表。「『やりきった』という気持ちが非常に強い」
PHOTO BY軍記ひろし
終わりは、始まり。
12月13日、バサジィ大分は所属する狩野新が今シーズン限りで現役を退くことを発表した。
大阪府出身の狩野は2001年にシュライカー大阪の前身クラブ・MAG’S FUTSAL CLUBでフットサル選手としてのキャリアをスタートさせる。その後、ペスカドーラ町田でFリーグ初年度からプレー。
2015/2016シーズンにヴォスクオーレ仙台に移籍し、昨シーズンから現在の大分へ活躍の場を移した。2007/2008シーズンから現在まで通算205試合に出場。今月、36歳の誕生日を迎える狩野は昨シーズンは怪我の影響でわずか4試合の出場に留まった。
クラブを通したコメントでも「二度の膝の大手術の後から身体が思うように動かずプロとして結果にこだわるプレーができなくなった」と引退の理由を明かした。
しかし本人に後悔は一切ないとのことで「終わりは、始まり。引き続きバサジィ大分、狩野 新の応援をよろしくお願い致します。魂」とコメントを締めくくっている。
以下、狩野新のコメント全文
シーズン途中ですが皆様にご報告があります。
今シーズンをもちまして現役を引退する事を決断しました。
この決断には後悔は、一切ありません。
「やりきった」という気持ちが非常に強く、振り返れば何不満なくここまで来ることが出来たと感じています。
引退を決めた理由は、二度の膝の大手術の後から身体が思うように動かずプロとして結果にこだわるプレーができなくなったからです。
フットサル生活では、辛い時間の方が明らかに多かったですが『努力は、必ず報われる』という大好きな言葉だけを信じ、
走り続け、高い壁をも乗り越えてきたからこそ最後まで生き残って来れたのだと感じています。
そんな苦しい中、高い壁を乗り越えられたのは、本当に色々な方々に支えられてきたからです。
バサジィ大分チーム関係者の皆様、スポンサー各社の皆様、前所属チーム、バサジィ大分監督、チームメイト、ドクター、トレーナー、先輩、同級生、後輩、対戦してきたチーム選手達、Fリーグ関係者の皆様、フットサル・サッカー関係者の皆様、両親、たくさんの皆様に支えられて幸せなフットサル人生を送ることができました。
本当にありがとうございました。そして、自分のフットサル人生の1番の支えであるサポーターの皆様、
アリーナに響き渡るあらたコール、一生忘れる事は、ありません。今でも思い出すと胸が熱くなります。
感謝の気持ちしかありません。
応援して頂いたサポーターの皆様、長い間本当にありがとうございました。シーズン終了まで残りわずかですが、僕は今まで楽しむ為にフットサルをやってきていないので、今まで通り最後まで勝ちにこだわり、結果にこだわり、人生をかけてチームの為に戦い抜き、勝った時には全力で喜びたいと思います。
チームメイトと勝つ瞬間を一つでも多く楽しめるようにしたいです。引退を聞いて悲しんだ方もいるかもしれませんがこれは、僕の人生の終わりでは、なく…
始まりです!
終わりは、始まり。
引き続きバサジィ大分、狩野 新の応援をよろしくお願い致します。魂
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