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作成日時:2019.03.08
更新日時:2019.03.08

【全日本選手権準々決勝/大分×立川・府中】チャンスを決めきれずにベスト8敗退も飛躍の1年に「対人で負けない強さが根付いた」(大分 田村龍太郎)

PHOTO BY軍記ひろし

3月8日、JFA 第24回全日本フットサル選手権大会準々決勝が駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で行われ、バサジィ大分は立川・府中アスレティックFCと対戦し0-4で敗れた。

お互いに前半からチャンスを決めきれない重たい展開の中、大分は守備の場面でファウルカウントを貯めてしまい、16分には6つ目のファウルで第2PKを献上。しかし大分のブッフォンこと岩永汰紀の好セーブで前半はスコアレスで終えた。

迎えた後半もチャンスを作る大分だったが決めきれず。すると流れは徐々に相手へと傾き、26分に先制を許すと30分にもネットを揺らされた。36分からは白方秀和をGKに置くパワープレーに出るが、38分にはパワープレー返しから失点。さらに試合終盤には田村研人がエリア内でファウルを犯してPKを献上すると、ここも決められて勝負あり。大分はベスト8で敗退となった。

以下、田村龍太郎の試合後ミックス取材コメント。

前半に1点でも入っていれば…

田村龍太郎(バサジィ大分)

──試合を振り返って。

前半に決められるチャンスがありましたが、そこを決めきれずに自分たちで苦しくしてしまった試合だったと思います。前半に1点でも入っていれば違った展開になったのかなと思います。

──今季で引退を表明している狩野新選手や原田浩平選手とともに、もっと勝ち進みたかったですね。

先週の1回戦から苦しい試合があった中でも、乗っていける勝ち方ができていました。今日も勝ちたかったですし、絶対に決勝まで進みたいとみんなで言っていたので、悔しい気持ちが強いですね。

──チームは昨季の12位から今季は見事に立て直しを見せましたが、プレーしている選手として何か変わったことはありますか?

監督が変わって、ひとりひとりのプレス強度だったり、球際での強さだったり。そういう基本的な部分なのですが、対人で負けない強さが根付いたのかなと思います。

──田村選手自身も今季は代表に招集されました。そのことでプレー面などで何か変わったことはありますか?

プレスの強度の部分は伊藤監督が来てから強化されましたし、そこの質は今までよりも確実に高くなりました。チームとしてゴール前にボールを運べるよになったので、僕がフィニッシュの時にゴール前に顔を出せる回数が増えました。(代表招集は)そこが評価されているのかなと思いますし、自信を持ってプレーできています。

──大分といえば仁部屋和弘選手が長く代表でプレーしていてチームを引っ張る存在です。田村選手も代表に入ったことで意識の部分で変わったことはありますか?

(仁部屋は)僕が大分に入団した当時から代表でプレーしている選手です。そういう選手を見てきて、自分も成長できたところは多いです。ただ、追い越すこと。常に目標にはしていますが、越えなければいけない存在だと思っています。チームメートとして頼もしいですし、自分が代表としてやっていく中での1つの指標だと思っています。それをチーム内で考えてプレーできるので、刺激になっています。

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