更新日時:2019.05.26
【F1第1節/立川・府中×大分】渡邉知晃のゴールで一時は同点に追いついたが……。「精神的なバランスを整えることができなかった」(立川・府中 山田・マルコス・勇慈監督)
PHOTO BY軍記ひろし
5月26日(日)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1の開幕セントラルが東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われた。第1試合の立川・府中アスレティックFCvsバサジィ大分は立川・府中が1-4で敗れた。
試合は前半8分、カウンターから失点。幸先の悪いスタートを切るが18分にコーナーキックから渡邉知晃がゴールを決め、1-1の同点で前半が終了。
逆転を狙う立川・府中だったが後半31分14秒に失点。さらには同41秒にも連続失点を喫してしまう。このとき、ピッチで上村充哉が倒れプレーが止まらなかったことに対し抗議をした渡邉が退場処分を受ける。しかしベンチからの退場だったため試合は5人のまま続行。
2点差から逆転すべく、残り4分から内田隼太をGKに代えてパワープレーを開始。しかし残り21分に皆本晃がボールを奪われ無人のゴールへと流し込まれ1-4で試合終了。2年連続プレーオフ進出を目指す立川・府中にとって手痛い発進となった。
残り6分で試合に出た小村航生は「立派に仕事をやってくれた」
山田マルコス勇慈監督(立川・府中アスレティックFC)
──今日の試合を振り返って。
予想通りタフな試合でした。エラーで結果が決まるくらいの厳しさでした。選手たちには「ナーバスにならずに安定してゲームをコントロールする必要がある」と言いました。そこはうまくできませんでしたし、審判のジャッジに対しても起こしてしまった(渡邉知晃がベンチで退場になってしまった)。そこは監督として、精神的なバランスを整えることができなかった。そこは僕の力不足なのでこれからしっかりと取り組んでいきたいと思います。
──残り6分で、小村航生を初めてピッチに投入した狙いは?
トモ(渡邉知晃)はパワープレーのセットで使う予定でしたが退場になってしまいました。そのときにバランスをよく見る選手、いろいろな役割ができる選手を使いました。小村はサテライトから昇格してきて、仕事ができるかどうか、若手としての気遣いはありましたが、今日は立派に仕事をやってくれました。そのプレーならこれからもっとやれるのではと思います。その狙いでした。
酒井遼太郎(立川・府中アスレティックFC)
──今日の試合を振り返って。
キャプテンの渡邉選手が、ああいった形でカードをもらってしまったことは、チームとしても残念です。フェアプレー賞を獲りたいという目標を掲げていた中で、非常に残念な結果になりました。試合も負けてしまい、開幕戦は難しいところもありますが、私たちは優勝を掲げているなかで「初戦は難しい」というのは言い訳にしかすぎないです。金曜の試合で、私たちはここから再スタートを切れるように練習からやっていきたいと思います。
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