更新日時:2021.09.22
エンタメ要素高し!ブラジルとポルトガルが個人技でゴラッソラッシュ!|W杯2日目
PHOTO BYFIFA/Getty Images
9月13日、FIFA フットサル ワールドカップ 2021は大会2日目を終えた。この日はグループCとグループDの4試合が行われ、過去5回の優勝を誇るブラジルと欧州王者・ポルトガルという、人気と実力を兼ね備える強豪国が登場。ブラジル、ポルトガル共に、選手個々が高いタレントを発揮しゴールラッシュで勝利した。
FIFA フットサル ワールドカップ 2021
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■グループC タイvsポルトガル|試合ハイライト(引用:J SPORTS)
“新旧名古屋ダービー”リカルジーニョvsスパウット
現在、名古屋オーシャーンズでプレーしているタイ代表のスパウットと、かつて2シーズン名古屋でプレーしたポルトガル代表のリカルジーニョ。日本のフットサルファンにお馴染みの2人が出場することもあり注目を集めた一戦は、第1ピリオドを1-1で折り返す好ゲームとなった。善戦していたタイだが、ポルトガルの個々のタレントを生かした攻撃に耐えきれず、第2ピリオドに3失点。4-1でポルトガルが勝利した。
「1対1は、試合終盤はオフェンス有利」とはよく言ったもので、体力や集中力がマックスで緊張感も高い試合前半よりも、ゲームスピードが落ち着き相手の守り方にも慣れ、いくつかの布石も投じ終えた終盤のほうがオフェンスに有利になる。
スパウットとリカルジーニョにあやかって強引なまとめ方をすれば、この日のタイvsポルトガルは、「Fリーグの名古屋戦」で何度も目にした試合展開のようだった。
ポルトガルの第2ピリオドの3得点はいずれも1対1を制したもので、特にポルトガルの3ゴール目を決めた弱冠二十歳のジッキーは荒削りながらもスケールの大きなピヴォで、今大会ブレイクの予感が漂う。
この日もう1つの注目国ブラジルは、フェラオの4ゴールなどでベトナムに9-1と圧勝。ベトナムとブラジルは、タイとポルトガルよりも個々のタレントに大きな開きがあり、現時点でそれは組織力だけで埋め難いものだった。2008年W杯の日本1-12ブラジルを思い出したフットサルファンも少なくないだろう。同じアジア勢としてベトナムの今後に期待したい。
そのほか結果は以下のとおり。
9月13日|大会2日目の結果
[グループC]
モロッコ 6-0 ソロモン諸島
タイ 1-4 ポルトガル
[グループD]
パナマ 1-5 チェコ
ベトナム 1-9 ブラジル
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