11月5日から7日にかけてＦリーグ2021-2022 ディビジョン１の6試合が各会場で行われた。今節は全47ゴールが生まれるゴールラッシュとなった。

北海道は木村が意地のゴール

6日に、中断明け負けなしと好調のフウガドールすみだがホームにボアルース長野を迎えた。対戦相手の長野は前節、名古屋オーシャンズ相手に終盤まで惜しい試合を演じていた。しかしこの試合はディフェンスが機能しない。第1ピリオド9分に畠山勇気が栗本博生からの落としを受けて冷静にゴールに流し込みホームのすみだが先制する。その後も攻勢に出たすみだは、15分に鬼塚祥慶の直接フリーキックが決まって追加点を挙げる。17分には、中田秀人のゴールで3-0となり、このまま第1ピリオドが終了。

第2ピリオドも先手を取ったのはホームのすみだだった。23分に宮崎暁のゴールで4点差となり、一方的な展開となるかと思われた。

しかしここから長野が反撃を開始する。失点直後にパワープレーを開始した長野は、28分にこぼれ球に反応した上林快人のゴールで1点を返すと、29分にはフリーキックの流れから最後は田村佳翔が押し込んで2点差に詰め寄る。

流れがすみだから長野に傾きかけたが、31分に畠山の反転シュートが決まって再び3点差に。34分には高い位置でボールを奪った諸江剣語がゴール。35分に石黒紘久、37分に畠山のハットトリックとなるゴール、40分に岡村康平のダメ押し弾が決まって、終わってみれば9-2とホームのすみだが快勝した。

7日にエスポラーダ北海道とシュライカー大阪の一戦が、北海道のホーム湿原の風アリーナ釧路で行われた。試合は、第1ピリオド9分に計盛良太のゴールでアウェイの大阪が先制する。続く12分には、磯村直樹の反転シュートで追加点を挙げる。

しかし、ホームの北海道も意地を見せる。13分にフリーキックの流れから最後は水上玄太が決めて1点を返す。このまま同点に追いつきたい北海道だったが、次の1点は大阪だった。16分、計盛にこの日2点目となるゴールを決められ、そのまま第1ピリオドが終了。

2点差を追いかける北海道は、第2ピリオド25分に水上、室田祐希の連続ゴールで一気に同点に追いつく。しかし、再度大阪にリードを奪われてしまう。31分に、ゴレイロの坂桂輔が持ち上がって出したパスを計盛にされ、無人のゴールに流し込まれた。このゴールで計盛はハットトリックを達成。このまま試合が終わるかと思われた残り6秒、パワープレーの流れから水上のヘディングでの折り返しに、最後は木村優太が押し込んで北海道が土壇場で追いつき引き分けに持ち込んだ。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

11月5日（金）

11月6日（土）

11月7日（日）

■順位表

※第12節終了時点 名古屋、町田、浦安は2試合未消化、大阪、横浜、立川・府中、すみだは1試合未消化

■次節試合日程

11月13日（土）

11月14日（日）

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