11月27、28日にＦリーグ2021-2022 ディビジョン１の6試合が各会場で行われた。

上林快人が決勝点を決める

28日に、前節今シーズン初勝利をあげたボアルース長野とY.S.C.C.横浜の一戦が長野のホームことぶきアリーナ千曲で行われた。

試合は、第1ピリオド3分に早くも動く。長野の青山竜也からのパスを左サイドで受けた松永翔が、強烈なトーキックを突き刺して先制に成功する。その後ゴールが生まれない時間帯が続いたが、次の1点は横浜だった。11分に、右サイドのキックインから高橋響がゴール前に蹴り込んだボールに笠篤史が合わせて同点に追いつく。そこからスコアは動かずにハーフタイムを迎える。

第2ピリオドは立ち上がりから一進一退の攻防が続き、迎えた29分に横浜の空涼介が最後尾の位置からゴール前に浮き玉のパスを送ると、菅原健太がヘディングで合わせてついに逆転に成功する。

しかし、ホームで負けられない長野が反撃に出る。33分に、右キックインからデザインされたサインプレーで相手を完璧に崩すと、最後は田村佳翔が左足のトーキックで決めて長野が同点に追いつく。そして迎えた38分、横浜のコーナーキックのこぼれ球を拾って抜け出した上林快人がゴレイロとの1対1を冷静に沈めて逆転する。その後、横浜のパワープレーを凌ぎ切った長野が勝利し、Ｆリーグディビジョン1でのチーム史上初の2連勝を果たした。

同日、バルドラール浦安とバサジィ大分の一戦が浦安のホーム・バルドラール浦安アリーナで行われた。

試合は、8分にピヴォ当ての流れから右サイドを抜け出した吉田圭吾からのシュート性のパスに野口茅斗が合わせて大分が先制する。

対する浦安は13分、右サイドのキックインからディドゥダが強烈なシュートを叩き込んで同点に追いつく。

しかし、そのわずか18秒後に大分が吉田圭吾のゴールで再度リードを奪う。畳み掛ける大分は19分に、浦安のピヴォ当てのパスをインターセプトしたパカットがそのまま持ち込んで左足のトーキックでゴールを決めて突き放す。このままスコアは動かずにハーフタイムを迎える。

迎えた第2ピリオド26分、浦安にとって待望のゴールが生まれる。混戦の中から左サイドを抜け出した長坂拓海の折り返しに柴山圭吾が左足で合わせて1点差に詰め寄る。柴山は嬉しいＦリーグ初ゴール。その後、33分にフリーキックからディドゥダのシュートパスに東出脩椰が合わせて同点に追いつく。さらに35分に藤山翔太のシュートをゴレイロが弾いたところを三笠貴史が詰めて、ついに逆転。その後、大分のパワープレーを凌いでホーム浦安が逆転勝利となった。これで浦安は3連勝となり、好調を維持している。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

11月27日（土）

11月28日（日）

■順位表

※第16節終了時点 名古屋、町田、浦安は2試合未消化、大阪、横浜、立川・府中、すみだは1試合未消化

■次節試合日程

12月3日（金）

12月4日（土）

12月5日（日）

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