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作成日時:2022.10.03
更新日時:2022.10.03

【アジアカップ|試合後コメント】ここ一番の試合でエースとしての活躍を見せた清水和也。「2点目は僕のゴールではなくて、みんなの気持ちが左足に乗った」

PHOTO BY勝又寛晃

2日、日本代表はクウェートで行われているAFCフットサルアジアカップのグループリーグ第3節を戦い、ベトナム代表に2-0で勝利。この結果を受けて、日本はグループ1位でノックアウトステージ進出を果たした。

勝たなければグループステージ敗退──。

そんな窮地を救ったのは、エースの清水和也だった。しかし今大会はそれまで無得点。結果でチームに貢献できていなかったなか、この試合にどんな思いで臨み、2ゴールをも挙げたのか。清水がベトナムとの重要な一戦を振り返った。

1点目は「決まってくれ!」と強引に打った

──グループステージ1位突破おめでとうございます。

最悪のスタートを切ってしまったところから立て直して、1位で突破できたことはうれしいです。ここからは負けたら終わりですし、僕らは(2016年のW杯予選で)その教訓があるので、1個1個、目の前の試合に勝って決勝に進みたいと思っています。

──2ゴールを決めたことで肩の荷が下りた感じはある?

振り返ると、自分のリズムに持ってこれなかったというのがありました。とにかく今日はゴールが必要で、セットのメンバーも僕にボールを集めてくれた結果、リズムがうまくできました。1点目は「決まってくれ!」という気持ちで強引に打ちました。自分らしいといえば自分らしいシュートだったと思います。ファーストセットが我慢強く耐えてくれたので、なんとしても仕事をしなければと。

2点目はとにかく入ってくれという気持ちで振り切りました。本当に入ってよかったですし、あれは僕のゴールではなくて、みんなの気持ちが左足に乗ったのかなと思います。

──第2ピリオドのタイムアウトの時に木暮賢一郎監督が話しているところにかぶせて声を出していましたが(笑)。

やっちゃったなと(笑)。でも、アジア独特の雰囲気もありますし、そこに飲み込まれないように、声をかけていかなきゃいけないなと思っていました。年齢に関係なく、良いプレーをしたら吠えて、みんなで助け合っていこうと。(木暮監督に)かぶせて申し訳ないないと思いますが、気持ちを出したところを評価してもらえたら(笑)。

──グループステージでは苦戦が続きましたが。

2018年に出場した時とは各チームのレベルも違いますし、そのなかでの難しさもあります。ただ、自分たちがやるべきことをやれば勝っていけるというのを身を持って体感できました。日本に対して、簡単にゲームをさせてくれない展開もありましたが、3試合での教訓は染み付いているものがあると思っています。準々決勝はどこが来ても、自分たちのスタンスを持って試合に挑んでいきたいです。一人ひとりの良さが出せるチームですし、誰が出ても勝てると思います。

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