更新日時:2023.04.15
【日本代表】アフリカ王者・モロッコに2-3で敗戦。平田マサの2得点で一時追いつくも突き放される。|4カ国国際親善大会
PHOTO BY勝又寛晃
日本時間の15日、日本代表はモロッコのコンプレックス・スポルティフ・プランス・ムーレイ・アブデラで行われている4カ国対抗の親善大会の初戦・モロッコ代表戦に臨み、2-3で敗れた。
2点差から追いついた2分後に再び失点
開催国であり、アフリカ王者・モロッコとの一戦に臨む日本のスターティングメンバーはGK黒本ギレルメ、FP石田健太郎、吉川智貴、金澤空、堤優太の5人。
スコアレスで試合が進んでいくなか、第1ピリオド9分、日本が先制点を奪われる。スライディングで相手を止めようとした黒本がPKを献上。このピンチを止めることができず、1点を追いかける形に。
今回の活動でより力を入れているクワトロでゴールを狙う日本。13分、吉川のパスに反応し、左サイドを抜け出した金澤が飛び出してくる相手GKを見てループシュート。しかしこれは枠から外れる。
14分、日本はさらに失点を喫してしまう。自陣でのセットプレーでゴールから離れてプレス回避を行おうとした黒本がパスをカットされ、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
2点差とされた日本だが、残り2分に1点を返す。左サイドでボールを受けた平田・ネト・アントニオ・マサノリが反転し、得意の形からシュートを放ち、1-2とした。
この直後、モロッコがパワープレーを開始。石田、吉川、堤、清水和也が連動してゴール守り、1点差でハーフタイムを迎える。
第2ピリオド、最初にピッチに立ったのはGK黒本、FP吉川、逸見勝利ラファエル、水谷颯真、平田の5人。逆転を図る日本だが、モロッコに押し込まれて自陣でプレーする時間が長くなる。
そんななか、日本に待望の同点弾が生まれた。30分、原田快がドリブルを仕掛けてシュートを放ち、左サイドでCKを獲得。逸見の浮き玉のパスに平田がボレーで反応。豪快なシュートでネットを揺らした。
スコアを振り出しに戻した日本は、GKを黒本から田淵広史に交代。逆転弾を狙いにいったが、32分に吉川が2枚目のイエローカードを提示されて退場。GKの田淵とFPの内村俊太、山田、平田でゴールを守ったが、モロッコの素早いパス回しから失点してしまい、再び追いかける展開に。
残り2分、清水が遠目からのFKで直接ゴールを狙ったが、シュートはポストを叩いて得点とはならない。残り1分を切ったタイミングで日本はパワープレーを開始。石田、逸見、清水、原田、GKのシャツを着た堤がピッチに立った。
しかし3点目を奪うことはできず2-3で試合終了。親善大会は黒星スタートとなった。日本は翌日、フランス代表と対戦する。
【試合結果】
⚔️4カ国国際親善大会
?日本2-3モロッコ
9′失点
14′失点
18′平田・ネト・アントニオ・マサノリ
30′平田・ネト・アントニオ・マサノリ
32′失点
<日程>
4月16日(日)日本時間6:00 vsフランス代表
4月18日(火)日本時間6:00 vsクロアチア代表
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