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作成日時:2023.12.14
更新日時:2023.12.17

【日本代表】元世界王者アルゼンチンを相手に価値あるドロー!平田ネトアントニオマサノリの豪快な一撃

PHOTO BY本田好伸

【12月17日の開催】実況・福田悠&解説・渡邉知晃!日本vsアルゼンチン、裏中継de忘年会

14日、フットサル日本代表は大田区総合体育館でアルゼンチン代表との国際親善試合に臨み、平田ネトアントニオマサノリの同点ゴールで1-1の引き分けに終わった。

【ハイライト】日本代表vsアルゼンチン代表|第1戦|国際親善試合



日本は開始4分、CKから先制点を献上

対戦相手のアルゼンチンは前々回のワールドカップ王者であり、前回大会の準優勝国。木暮賢一郎監督はこの親善試合を「(来年4月の)アジアカップに向けて非常に重要な試合」と位置づけ、スターティングメンバーにGKフィウーザ・ファビオ、FP吉川智貴、堤優太、金澤空、清水和也を起用した。

ファーストシュートを放ったのは日本。キックオフから56秒、敵陣右サイドでキックインの機会を得ると、吉川の浮き球のパスに堤が左足ボレーで合わせたが、シュートは枠の外へ。2分には堤が右サイドから再びグラウンダーのシュートを放つなど、いい流れで立ち上がりの時間を過ごす。

3分、日本は石田健太郎、山中翔斗、平田ネトアントニオマサノリ、内田隼太の4人がピッチに立つ。しかし直後の4分、コーナーキックを与えた日本はファーへ飛び込んできたタボルダにヘディングシュートを決められた。

1点を追いかける日本は7分、内田が相手GKに倒され、ペナルティエリア付近でフリーキックを獲得。所属クラブでのカップ戦を終えて、試合当日に来日したばかりのオリベイラ・アルトゥールがゴールを狙ったが、シュートは相手選手に当たってしまう。

9分、スペインの強豪・インテルモビスターでプレーする山田凱斗がセカンドセットの一員として出場。この試合が国内では初めての代表戦に。そして、12分には長坂拓海がこの日初めてピッチに立った。

日本はセットプレーなどでゴールに迫るが、1点が遠い。17分にはアルトゥールがセットの一員として平田、山田、石田とともに出場。第1ピリオド終了間際には、主導権を握られて自陣で耐える時間が長くなったが、フィウーザがファインセーブを連発して追加点を許すことはなく、1点差でハーフタイムを迎えた。



平田がGKをかわし、同点弾

第2ピリオドはファーストセットの吉川、堤、金澤、清水の4人がピッチに立って試合が再開されると、清水が積極的にシュートを放っていく。23分、ここまで未出場だった本石猛裕が2ndセットに組み込まれ、石田、山中、内田とともに起用された。

攻めあぐねる日本は31分、山中が低めのミドルでゴール右下を狙うが、ニコラス・サルミエントのファインセーブに阻まれる。32分には、甲斐稜人がこの試合初めてピッチに立ち、フル代表デビューを飾った。

木暮監督は残り5分を切ったタイミングでGKのフィウーザを下げ、足元の技術に長けた黒本ギレルメを送り出す。その直後、日本は第2ピリオドだけで5つ目のファウルを犯してしまった。

それでも追いかける日本は、第2PKを与えてしまうリスクを顧みずアグレッシブに攻めると残り1分43秒、ついにアルゼンチンの牙城を崩す──。前線の平田が吉川からのロングボールを収めると、相手GKをかわしてネットを揺らしてみせた。

試合終了間際に同点になると、アルゼンチンがパワープレーを仕掛けてくる。最後は耐える展開となったが、ゴールを守り抜き、元世界王者に1-1の引き分けで試合を終えた。


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