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作成日時:2023.12.25
更新日時:2023.12.25

【F1ファイナルシーズン|記者会見/浦安vs名古屋】チーム一丸で浦安を弾き返した名古屋の篠田龍馬「大袈裟ではなく人生を懸けて臨んだ」|上位リーグ第24節

PHOTO BY勝又寛晃

12月24日、町田市立総合体育館にてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第24節が行われ、バルドラール浦安名古屋オーシャンズが対戦。名古屋が2-1で勝利した。

前日の第23節で名古屋は、バサジィ大分に敗れ、首位・町田との勝ち点差が7ポイントまで広がっていた。もし、この日の第3試合で町田が大分に勝ち、第4試合で名古屋が浦安に負けると、町田の優勝が決まる、という名古屋にとっては絶体絶命の状況。ところが町田が大分に敗れたことで名古屋は息を吹き返した。

浦安に勝って、町田との勝ち点差を4ポイントに戻したい名古屋だったが、第1ピリオドは一進一退の攻防が続き、スコアレスのまま折り返す。待望の先制点が生まれたのは24分、ギレルマオの反転シュートのこぼれを宮川泰生が詰めて1-0。さらに28分、浦安のGKが攻撃参加した矢先、素早い出足で最後尾の選手からボールを奪ったダルランが無人のゴールにシュートを流し込み追加点を挙げた。32分の失点で1点差に詰め寄られた名古屋だったが、守護神・篠田龍馬を中心に浦安の攻撃を弾き返し、最後まで追いつかれることはなかった。

記者会見を終え、フエンテス監督と篠田が記者会見に出席した。



昨日とは全く違う質の高いゲームができた

●名古屋オーシャンズ|フエンテス監督

──試合を振り返って。

昨日とは全く違った内容で質の高いゲームになりました。集中力を高く保って守備ができたと思います。相手が狙いを持ってやってきたところを、我々は防ぐことができました。少ないエラーで両チームともチャンスの少ない試合だった。少ないチャンスを決めないといけませんし、それが後半にできました。自分たちは先に点を決めることができて、試合をコントロールしながら進めることができました。リードしてからも(パフォーマンスが)下がることなく上がっていきましたし、我々はやらなければならないことをしっかりできました。我々は強い状態のまま相手にチャンスを作らせることなく、試合を終わらせることができたと思います。

出場時間に関わらず、全員が全力で、できる仕事をした

●名古屋オーシャンズ|篠田龍馬

──試合を振り返って。

昨日負けてしまったことは、受け入れ難い結果でした。でもまだ(町田の優勝が)決まっていない状況でしたし、諦めることは本当に可能性がなくなったときにすればいいことですし、僕たちは前を向いて昨日の失敗を生かして戦うことだけを考えて試合に入りました。

難しいゲームでしたが、チーム一丸となって跳ね返せたと思いますし、今できるすべてを出して戦えた試合だったと思います。大袈裟ではなく人生を懸けて今日の試合に臨みました。今日はその結果が出てよかったです。年明けからも厳しい試合が続きますし、他力の状態ですが、何かを起こすにはポジティブなエネルギーを持ってやっていくしかないと思っています。

──昨日のショッキングな敗戦後、ホテルに戻ってからどんなふうに過ごして、今日の試合を迎えましたか?

特にチームで話し合ったというのはないですが、昨日は本当にすごく落ち込んだ状態でした。一晩空けて、町田が負けたことによって試合前には、ポジティブなエネルギーを持って向かっていくしかない、というマインドでみんな試合に入れた思います。

一人ひとりが置かれた状況下で、出場時間があるない、少ない多い、に関わらず、全員が全力でできる仕事をしたと思います。昨日も落とせないゲームでしたが、それを落としてしまったなかでもしっかり今日、切り替えてやる、というのはプロとして名古屋オーシャンズとして当たり前のことなので。それをみんなが把握してやれた結果だと思います。今日の試合を見てもらえたらわかると思いますが、一人ひとり魂を込めて戦えましたし、しっかり切り替えができていたと思います。



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