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作成日時:2024.01.06
更新日時:2024.01.06

【F1ファイナルシーズン|記者会見/湘南vsすみだ】防戦一方の展開でウノゼロ勝利。湘南・伊久間洋輔監督「集中力を持って最後まで戦えた」|下位リーグ第25節

PHOTO BY本田好伸

1月6日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン下位リーグ・第25節が行われ、湘南ベルマーレフウガドールすみだが対戦。湘南が1-0で勝利を収めた。

12月9日のレギュラーシーズン最終節以来、約1カ月ぶりの顔合わせとなった両者。湘南はキックオフから1分5秒後に先制点をマーク。ピヴォの堀内迪弥の落としを受けた山﨑歩夢がネットを揺らした。1-0で迎えた第2ピリオドは、すみだがGKを用いた攻撃で押し込んできたため、守る時間が長くなる。集中したディフェンスを披露し、ゴールを守り続けているとすみだはFPの栗本博生をGKにし、パワープレーを仕掛けてくる。だがそれも耐えしのぎ、山﨑のゴールを最後まで守り抜いた。

試合を終え、伊久間洋輔監督と萩原真夏が記者会見に出席した。



守備は特になにかをやったわけではない

●湘南ベルマーレ|伊久間洋輔監督

──試合を振り返って。

まずは、地震で被災された方々にお見舞いを申し上げたいです。「フットサルをできることは当たり前じゃないな」と改めて気づかされて、試合ができたことは素晴らしかったです。

内容は、幸先よく先制して、その後も追加点を取るためにみんなシュートを打ちましたが、なかなか取れませんでした。それでも粘り強く守備ができたから勝利できたと思います。うちが課題としているGK攻撃を受けた時のディフェンスやパワープレーのディフェンスにも集中力を持って最後まで戦えたことが勝因でした。

──追われる時間がすごく長く、すみだがカウンターやセットプレー、GK攻撃、パワープレーと手段を変えながらゴールを狙ってきました。第2ピリオドはタイムアウトを取りませんでしたが、「このまま守っていれば大丈夫」という認識だったのでしょうか?

そうですね。入江選手を上げての攻撃に対しても、うちとしてはみんな声をかけ合って守備ができていました。そこでタイムアウトを取る必要がなかったということと、最後に栗本選手を入れたパワープレーに関しても、前回のエスポラーダ北海道戦でもできたように守れていたので、特にタイムアウトを取る必要はなかったと思ったので。

──すみだの北隅智宙監督がセットプレーの際、「湘南はボールがあるサイドに人数を比較的揃える傾向がある」と言い奥の選手を使った攻撃を狙ってきていました。すみだ側の対策を伊久間監督はどう見ていましたか?

すみださんのCKの得点はインサイドからだと思っていますが、うちは元々「インサイドはやられるな」と言ってそっちに比重を置いています。中へボールを入れさせなければ裏に対して速い選手が出てくるのかな、と。星龍太選手のボレーシュートはありますけど、おそらくここ最近はいいかたちで打てていないし、コンディションはそこまで上がっていないと見ているので、守備に関して特になにかをやったわけではなく、いつも通りという感じでした。

──すみだとしては、湘南の守備がインサイドを固めてくるだろうと思って、あえて遠いサイドを使ったと思います。湘南の視点で言えば、すみだにインサイドでやられたくないからそこを固めていたと思いますが、双方が読み合っていたということですか?

読み合いはあります。ただ、読んだからその場でうまくいくかというのは難しいことです。スカウティングをして「相手はこうしてくる」というのはありますが、中の選手たちが「自分たちにとってどこが一番怖いか」と考えて「中をやらせたくない」と判断したのだと思います。裏に関してもそこまで危ない場面はなかったと思うので、今まで通りの守備でよかったという感じです。

チーム一丸で守り切った

●湘南ベルマーレ|萩原真夏

──試合を振り返って。

勝ててよかったと思います。追加点は取れなかったですけど、苦しい場面もチーム一丸で守り切って、試合を終われたことは成長かなと思います。明日も試合があるので、切り替えて全力で臨みたいです。



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