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作成日時:2024.01.10
更新日時:2024.01.10

【F1ファイナルシーズン|ミックス/町田vs浦安】16歳ながら、史上初の優勝が決まる大一番に出場。町田・青島竣平。「メンタルがまだまだだった」

PHOTO BY本田好伸

1月8日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグ2023-2024 ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第26節が行われ、ペスカドーラ町田バルドラール浦安が対戦。町田は2-3で敗戦した。

引き分け以上で、クラブ史上初のリーグ優勝が決まる──。そんな重要な一戦のメンバーに抜擢されのが、2007年生まれの16歳・青島竣平だった。

「記念で出しているつもりは全くない」。甲斐修侍監督がそう語ったように、166cm・52kgと小柄な体ではありながら積極的な仕掛けを期待され、今季2度目の出場機会を得た。しかし第1ピリオド13分、自らのコントロールミスからボールを奪われ、先制点を献上してしまい、以降の時間、ピッチに立つことはなかった。

青島は、優勝がかかる一戦を戦い、なにを感じたのか。



出たら“絶対に点を取ってやり返してやる”と思っていた

──高校生という立場でありながら、引き分け以上でクラブのリーグ初優勝が決まる試合のピッチに立ちました。試合前の心境はどうでしたか?

シュライカー大阪とのデビュー戦で結構緊張していたので、自分のなかでは「いつも通りやろう」と思っていましたけど、今回は優勝が懸かっているということでピッチにいざ入ってみると、いつも以上に緊張してしまったなと感じました。

──試合に出ていた時の感覚はいかがでしたか?

いつもならできているプレーが緊張からなのか、いつも通りできなかったです。そういう部分は課題として見えましたけど、いい経験になったと思います。

──そうした状況でできたプレーはありますか?

ディフェンスでは相手にやられそうな感覚はなかったです。そこは大丈夫でしたけど、自分が得意としている攻撃の部分でなにもできなかったので、そこが反省点です。

──青島選手はドリブルでの仕掛けを得意とされていると思いますが、うまくいかなかったのは今言われているように緊張があったからなのか。それとも相手の圧力が想像以上に強かったからですか?

プレスは町田の方が練習から強度が高いので、プレスが強い感覚はそこまでなかったですけど、やはりメンタルがまだまだだったなと終わってみて感じます。

──ピッチに立っていた第1ピリオド13分に、トラップが大きくなってしまったことでボールを奪われ、先制点を喫してしまいました。

自分的には相手の配置的に中に入っていったら、チャンスにできそうという考えがあって、中に入ろうと思った時に、原(辰介)さんは自分に仕掛けてほしかったみたいで「外にいてほしかった」と言っていたので、そこが合わなかったです。

タイミングが合わなくて、トラップが大きくなってしまったというのがあります。自分は(サイズが)小さいので、守備で助けてくれようと自分のマークの選手にガッツリ来てくれましたけど、そこを突かれたという感じでした。そもそもトラップミスしなければそういうことは起きなかったですし、自分が出た時にそういう失点してしまったのは申し訳なく思います。

──その後は、どんなことを思って過ごしていましたか?

もし自分が出るなら「絶対に点を取ってやり返してやる」と思っていました。

──そのあと、出場機会はありませんでしたが「この経験で凹むのか、ミスをしても次の瞬間には仕掛けるくらいのメンタリティが、今後問われていく」と記者会見で甲斐監督は話していました。

この経験を生かすも殺すも自分次第だと思います。さっき、チームのスタッフからも「名古屋戦までの1週間で自分になにが足りなかったかを考えて、もし試合に出ることがあればそこで同じようなことをしないように100%努力してやっていけ」と言われました。今までよりもっと死ぬ気で努力しないといけないと思いました。

──もし青島選手がこの試合を払拭するような活躍を名古屋戦で見せれば、大きなインパクトを残せそうですが次の試合へ向けた気持ちを聞かせてください。

今は出られるかわからないですけど、練習からアピールしたいですし、フィジカル面がまだ足りていないので、そこは工夫しながらやっていきたいです。



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