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作成日時:2024.01.14
更新日時:2024.01.14

【速報】“絶対王者”名古屋オーシャンズが奇跡の逆転優勝!最終節でペスカドーラ町田との直接対決を制して7連覇達成【F1上位リーグ27節|試合レポート/名古屋vs町田】

PHOTO BY本田好伸

1月14日、墨田区総合体育館にてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第27節の名古屋オーシャンズvsペスカドーラ町田が行われ、2-1で名古屋が勝利した。この結果、名古屋が7連覇を達成している。



勝つしかない名古屋。吉川智貴のゼロ角度弾丸シュート炸裂

初優勝を目指す町田と7連覇を目指す名古屋による天下分け目の最終決戦。前節に優勝を決めるチャンスがあった町田だが、浦安に敗れたことで優勝の行方は最終節へ。今シーズンは苦戦が続いた“絶対王者”名古屋にとっては、自力優勝のチャンスが奇跡的に復活した。

泣いても笑っても今シーズン最後のリーグ戦。勝つしかない名古屋が勢いを持って攻め込む。2分には立て続けに清水和也がシュートを放ち、CKの流れからダルランも強烈なシュートを浴びせていった。一方の町田も3分に右CKから磯貝飛那大がミドルシュートを放つ。9分には左サイドからカットインした中村心之佑が、こちらもミドルレンジから狙っていくなど徐々にギアが上がっていく。

11分には名古屋に決定機。GKジオヴァンニがボックス外に飛び出したもののボールを処理しきれず。こぼれたボールを回収した水谷颯真が強烈なシュートを放つ。しかしゴール前に戻っていた山中翔斗が、これをヘディングでクリア。町田は、日本代表アタッカーの気迫のプレーでこのピンチを脱した。

すると15分、ついに試合が動く。右サイドを突破した吉川智貴が角度のない位置から右足を一閃。名手・ジオヴァンニも反応が遅れる弾丸シュートがネットを揺らし、名古屋が先制した。ハーフタイムにかけては名古屋がさらに猛攻を仕掛ける。しかし町田も攻守連発のジオヴァンニに助けられる形で、最小失点に抑えて試合を折り返した。



名古屋オーシャンズが奇跡の逆転優勝で7連覇達成

第2ピリオドは序盤から名古屋が仕掛けていくと、22分には右サイドで裏をとった清水が、ダイレクトで右足のシュートを放つ。この強烈なシュートがポストに当たってゴールネットを揺らし、名古屋がリードを2点に広げた。

町田は24分に右サイドの角度のない位置から荒川勇気が強引に右足を振っていく。26分にはキックインから磯貝のダイレクトボレーが飛び出すなど、攻撃をシュートで終われるようになっていった。

迎えた30分、名古屋のカウンターを凌いだ町田は、ジオヴァンニのスローから前線のクレパウジ・ヴィニシウスが落として荒川へ。GKと1対1の状況だったが、ここでヴィニシウスに折り返したボールが合わず、町田は千載一遇のチャンスを逃してしまう。

町田は残り5分54秒からジオヴァンニを下げて野村啓介をゴレイロのポジションに入れるパワープレーを開始。やや強引な形でも次々とシュートを浴びせていく。すると38分、磯貝の縦パスを受けた野村がヒールシュートを狙うと、これがついにネットを揺らして町田が1点を返した。

このゴールで完全に流れを掴んだ町田が、名古屋ゴールに襲いかかる。39分には野村のラストパスから中央に走り込んだ磯貝がシュート。しかしこれはGK篠田龍馬が肩でブロックする。直後には再び野村がヒールシュートを狙うが、今度はあと数センチゴールの外へと外れた。しかし最後まで後1点が遠く、試合は終了。町田の猛攻を凌いだ名古屋が7年連続16回目のリーグ優勝を成し遂げた。



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