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作成日時:2024.01.17
更新日時:2024.01.17

【F1ファイナルシーズン|ミックス/名古屋vs町田】納得の年間MVP!町田を優勝争いに導いた“不動の守護神”。町田・ジオヴァンニ「一人の力でここまでくることはできなかった」|上位リーグ第27節

PHOTO BY本田好伸

1月14日、Fリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第27節が行われ、名古屋オーシャンズペスカドーラ町田が対戦。町田は1-2で敗れた。

昨シーズン秋に突如、町田への加入が発表された、GK・ジオヴァンニ

「どんな選手なんだ」と疑心暗鬼の声がささやかれるなか、圧巻のセービング能力でファン・サポーターの心をつかみ、「ジオ様」のあだ名で親しまれている。

加入2年目の今シーズンは、負傷によるコンディション不良からのスタートとなったものの全試合に出場。数々の“神セーブ”を披露し、町田の躍進に貢献した。

最終節では、死に物狂いで迫り来る名古屋の猛攻を受け優勝こそ逃したものの、不動の守護神として誰もが納得の年間最優秀選手を受賞した。

試合を終え、ジオヴァンニに話を聞いた。



このチームは本当に素晴らしかった

──試合を振り返って。

悔しい思いが1番にきます。両方とも強いチームだったと思うし、この試合は勝ちがどっちに転ぶか最後までわかりませんでした。相手の方が、僕たちよりも少し上回る部分があったから、最後は名古屋にタイトルが転んだと思います。

──今シーズン始めは怪我もありましたが、一年間試合に出続けたことに関してどう思っているか。

選手としてはもちろん怪我はあることですし、そのなかでもやらなきゃいけない試合もあります。コンディションを整えるために、チームの練習とは別のトレーニングをもやらなきゃいけない時もありましたが、全部の試合に出て少しでもチームにとってプラスになるようにやってきました。

──優勝を逃した瞬間の気持ちは。

本当に悔しいです。悲しい気持ちもあるけれど、みんなに感謝しています。スタッフ、チームの1年間の戦い方は本当に素晴らしかったです。シーズンをとおしてこのように戦い続けるのは、簡単ではありません。負けたり悔しいことがあったりしたときに、前を向くのは本当に難しいです。だけどこのチームは本当に素晴らしかったと思います。優勝を逃したことよりも、そういった部分を頭に残したいです。

──キャリアのなかで優勝の経験はありますか?

優勝の近くまで行った経験は、あるにはあります。今までは、ギリギリ優勝争いをしていた時に、勝ったことのほうが多いです。でも勝つことは難しいし、悔しいです。

──最後、伊藤圭汰選手と話しをしていましたが、どんな話をしていたのですか?

伊藤圭汰選手が「日本に来てくれてありがとうございます」という話をしてくれて「僕がいなかったらここまで来ていない」と伝えてくれました。でも、僕のおかげだけではなく、みんなの力だと思うので、その話は納得していません。誰か一人の力でここまでくることは無理でした。チームの力が必要だし、毎日みんなの努力も僕は見てきたから、僕だけだとは思いません。この結果はチームとしての結果だと思います。

──期待やプレッシャーは感じていましたか?

ブラジルでのプレッシャーと比べたら、日本のプレッシャーはあまりないです。下位リーグのチームでやっていたら、そのほうがプレッシャーだったと思います。みんな優しいですし、日本でプレーするのは本当に楽しいです。



 

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