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作成日時:2024.01.17
更新日時:2024.01.18

アニージャ湘南・新井一平代表がGM職を退任へ。「より良いクラブにさらに成長させていくための判断」

PHOTO BY海野伸明

1月17日、日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)に所属するアニージャ湘南の新井一平代表が、2023-2024シーズンをもってGM職から退任することを発表した。

代表就任以降、数々の栄冠を手に女子Fリーグへ

新井氏は、2020年から前身の「シュートアニージャ」の経営体制を大きく変更し、代表兼GMとして選手の経済的負担の軽減と女性アスリートのキャリア支援に力を入れてきた人物である。2022年にはクラブ発祥の地である茅ヶ崎市と隣接する寒川町に本拠地を定め「アニージャ湘南」にクラブ名を改め、女子Fリーグ参入を果たした。

新井氏がクラブの代表に就任して以降、チームは関東女子フットサルリーグを3連覇し、2021年にはJFA第18回全日本女子フットサル選手権大会でベスト4、地域女子チャンピオンズリーグ優勝など栄光を手にしてきた。元Fリーガーの中島孝監督を擁立して挑んだ初年度の女子Fリーグは、開幕節で女王・バルドラール浦安ラス・ボニータスに0-9で大敗を喫するなど洗礼を浴びたものの、レギュラーシーズンを4勝2分4敗の6位とし、ファイナルシーズン上位リーグへ。競技面もさることながら、湘南はSNSを活用した選手・クラブの取り組みを活性化させ、女子フットサルを広げる存在として、この数年で大きな価値を示すチームとなった。

こうしてクラブを引き上げてきた新井氏は、クラブホームページを通して今シーズン限りでGM職を退任することを発表し、「アニージャ湘南をより良いクラブにさらに成長させていくためには、私1人のキャパシティには限界があるため、適材適所に人材を配置して力を発揮いただくことが必要だと判断しこの決断をいたしました」とコメントした。

湘南は女子Fリーグ参入1年目であり、経営体制を整えた今後のさらなる飛躍が期待される。



 

■新井一平代表兼GM GM退任のお知らせ(クラブリリースより)

■コメント

2020年にアニージャを引き受け4年が経ちました。

関東リーグ3連覇、地域女子CL優勝、全日本女子フットサル選手権4位、女子Fリーグ参入、上位リーグ進出、サテライト、U15の設立など選手、スタッフ、支えていただく全ての方々のおかげで4年間で多くの経験をさせていただきました。

選手7人から再始動したクラブは約5倍以上に拡大し、まだまだなクラブではありますが4年前には想像出来なかった今が目の前にあります。支えていただき、関わっていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。

この1年間でクラブは大きく成長しました。これまで代表職とGM職を兼任し活動をして参りましたが、アニージャ湘南をより良いクラブにさらに成長させていくためには、私1人のキャパシティには限界があるため、適材適所に人材を配置して力を発揮いただくことが必要だと判断しこの決断をいたしました。

GM職は退任いたしますが、これからもアニージャ湘南の未来によりコミット出来るよう尽力してまいります。引き続きアニージャ湘南の応援宜しくお願いします。



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