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作成日時:2024.01.21
更新日時:2024.01.23

【女子Fファイナルシーズン|記者会見/西宮vs立川】追い上げを見せるも、勝利には届かず。立川・小野直樹監督「パワープレーの前にゴールを脅かせたら良かった」|上位リーグ

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1月21日、日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)2023-2024 ファイナルシーズン上位リーグ 第15節がバルドラール浦安アリーナで行われ、SWHレディース西宮と立川アスレティックFCレディースが対戦。立川は2-4で敗戦した。

開始2分で失点を許した立川は、第2ピリオドでも失点を重ね、その差は3点に。しかし終盤、パワープレーで猛追を開始。残り2分を切ってから薬師愛美と中島詩織が決めて、スコアは2-3と1点差に追いすがった。しかし、最後の1点が届かず、逆に残り17秒でダメ押しゴールを決められ2-4で試合終了を迎えた。

試合後、小野直樹監督と藤田実桜が記者会見に出席した。



前回よりも積み上げてきたものが出た

●立川アスレティックFCレディース|小野直樹監督

──試合を振り返って。

今節は、SWHの弱点を選手に伝えてそこを狙いました。その前の大前提で相手にプレスをかけて準備させないこと。相手のプレス回避はそれほどうまくはないため、引っ掛けて奪えたらチャンスになるとやってきました。

立ち上がりにブロックを使われ失点しましたが、素晴らしい、ココしかないコースに打たれました。そこは仕方がない。0-1からはどう失点しないかを考えてプレーし、どうやって追いつき、追い越すかを選手とやっていきました。

直近の試合映像の不備もありスカウティングできなかったのですが、基本はゾーンで守ってくるので、ライン間を狙おうとしていました。ただ、今日はマンツーマンで守備をしてきていたので、外側からケブラ(中に折れる動き)して、フィクソがその外から裏を狙おうとしていました。失点からしばらくしてゲームが落ち着き、うちにもチャンスがきたので悪い試合ではなかったと思います。第2ピリオドも逆転を狙い、チャンスもいくつかつくりました。

失点は、マークの一つのミスでした。いつも話していますが、ボールホルダーにプレスがあるかどうかでポジションが変わるという部分です。そのミスも、起きた時のカバーリングなども大事ですがそのへんもうまくできず、少ないチャンスを確実に決められて厳しかったですね。

パワープレーで追い上げましたが、その前からもう少し脅かせたらいいゲームができたと思います。選手も私としても悔しい負けでしたが、前回よりも少しずつ積み上げてきたことが出ていました。ディテールの部分ですね。次の試合結果によっては順位が変わりますし、全日本選手権に向け、今日のような試合と、プラス勝利を目指します。

──今シーズンから監督に就任して、進化してきたことも多いと思いますが、上位に届かなかった部分もあると思います。そのあたりはどんな思いがありますか?

シーズン当初に比べると、ハーモニーは出てきています。最初にもお話ししたディフェンスの部分は、ハードな守備を最初から最後まで持続すること。そして、崩れた時のカバーリング。ディフェンスの激しさと繊細さはまだ少し、練習で伝えきれていないことが上位陣との差になっています。あとはフィニッシュですね。チャンスをつくれても、少ないチャンスで決められたり、「そこは!」というところで決められなかったりします。その2つについては、みんなに伝えきれていません。そこを次の試合と全日本選手権に向け、短い時間でも追求していきたいと思います。

少しのミスが結果につながってしまった

●立川アスレティックFCレディース|藤田実桜

──試合を振り返って。

リーグの順位では、他力ですがまだ上にいける可能性があるなかで、ここで勝ち点3を取りたかったです。少しのミスや、寄せの部分などもそうですし、今日の最後の4失点目もいらないものでした。そのへんはしっかりと相手が決め切ってきましたし、そうした部分が結果につながってしまいました。



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