更新日時:2023.12.06
関西から全国、そしてその先へ。立川屈指の努力家・嶋中菜奈が目指す次なる目標は?「日本代表も前よりは身近なものになっている」|Fクイーンズ
PHOTO BYSAL編集部
自分が、もっとどこまでできるのか挑戦してみたい──。
その思いで、慣れ親しんだ関西を飛び出し上京を決意した、立川アスレティックFCレディースの嶋中菜奈。
地域リーグで得た自信と経験を生かし、新たな目標に向け、女子フットサルの最高峰『日本女子フットサルリーグ(通称 女子Fリーグ)」の舞台で、日々奮闘している。
「リーグ全勝」の目標を有言実行
中学時代にお世話になったサッカーのコーチから、「競技フットサルのチームを作るから、一緒にやらないか」と誘われたことがきっかけでキャリアをスタートした嶋中。
高校生から25歳になったこれまでで、一番うれしかった出来事は、2つ目の所属クラブであるバンブグリーンパークレディースで、関西リーグを優勝をしたこと。
「その年は自分がキャプテンをしていて、全勝で優勝するというのを目標に掲げていました。それを達成できたことがうれしかったです」
この経験がきっかけで『全国リーグへの挑戦』の意志を固めた嶋中は、翌年に立川アスレティックFCレディースへの移籍を決断し、現在加入2年目のシーズンを戦っている。
今の目標は「もっとチームで活躍すること」。そしてその先の『日本代表』を目指す意識も、徐々に芽生えはじめてきたと話す。
「日本代表はもっと雲の上の存在で、これまで現実味はなかった場所でした。でも、今は、対戦相手にもチームメイトにも代表選手がいて前よりは身近なものになっています。今はチームの勝利に貢献することが、第1の目標ですが、トップリーグでプレーする以上は、やはり意識していかないといけないなと思います」
関西から全国、そして世界へ羽ばたく選手になるために。努力を惜しまない嶋中の活躍から、目が離せない。
■プロフィール
嶋中菜奈(しまなか・なな)
FP 25
立川アスレティックFCレディース
1998年6月12日、奈良県出身。中学までサッカーをプレーし、2015年に新設立されたバディフットサルクラブフィオーレにて競技フットサルを始める。5年間プレーしたのち、2020年にバンブグリーンパークレディースに移籍。加入初年度から関西女子フットサルリーグで優勝を経験し、翌年には全勝優勝を達成した。2022シーズン開始を前に、立川アスレティックFCレディースに加入。持ち前の足の速さとフットサルIQの高さを武器に、味方の得点機をサポートする。
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