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作成日時:2024.03.08
更新日時:2024.03.08

【現役引退】北海道・堀米将太が現役引退を発表「大学2年生から12年間。悔いのないフットサル人生を送れたと思っています」

PHOTO BY高橋学

3月8日、エスポラーダ北海道は、今季限りでの堀米将太の引退を発表した。

攻守のバランサーとして、地元・北海道で計10年プレー

1993年生まれ31歳の堀米は、札幌大学在学中の2012年にエスポラーダ北海道に加入し、大学2年生でFリーグデビュー。もともと自身も攻撃力の高い選手ではありながらも、守備のタスクをしっかりとこなす献身的なプレーはチームに欠かせない存在に。

2017-2018シーズンには一度シュライカー大阪に移籍し、日本代表として第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズを戦い、3位決定戦で1ゴールを決めベスト3入りに導くなど飛躍の1年を過ごした。

大阪を退団後、2019-2020シーズンに再び北海道に復帰。経験豊富なベテランとして司令塔を担い、最下位が続いた今シーズンも攻守のバランサーとして仲間を支え、2月に行われたディビジョン1・2入替戦でも、0-2の状況でチームを盛り立てる1点を決め、最後までF1残留のために力を尽くした。

公式ホームページにて堀米は、「この決断を下すのには本当に苦しいくらい1年間毎日のように自問自答し、はっきり答えが出せないでいました」とチーム状況が苦しいなか、自身の進退について葛藤した胸の内を吐露。悩んだ末、「頭の中のプレーと体がシンクロしなくなってきたこと」「完全プロではない選手生活と子育ての両立にも難しさ」など引退を決めたいくつかの理由を明かし、「悔いのないフットサル人生を送れた」と12年間の選手キャリアを締めくくった。



■引退選手のお知らせ

この度、2023-2024シーズンをもちまして、1名の選手が引退、2名の選手が退団することとなりましたのでお知らせいたします。今後の彼らの活躍を期待するとともに、エスポラーダ北海道への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。

NO.22 堀米将太(FP

■生年月日:1993年1月20日(31歳)
■出 身 地:北海道札幌市
■前 所 属:シュライカー大阪
■各年成績:【Fリーグ登録数・得点】 ※通算276試合57得点
(F2012)5試合得点なし (F2013)35試合8得点
(F2014)10試合得点なし (F2015)23試合5得点
(F2016)32試合6得点  (F2017)30試合7得点
(F2018)33試合6得点  (F2019)30試合8得点
(F2020)22試合8得点  (F2021)20試合5得点
(F2022)19試合2得点  (F2023)17試合2得点

■コメント

今シーズンをもちまして、Fリーグの舞台から引退することを決断しました。僕をここまで育ててくださった、もみじ台西サッカー少年団、LIV FOOTBALL CLUB、札幌日大高校サッカー部、札幌大学サッカー部、エスポラーダ北海道、シュライカー大阪、日本代表で関わってくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。

この決断を下すのには本当に苦しいくらい1年間毎日のように自問自答し、はっきり答えが出せないでいました。人生の3分の1を過ごしたエスポラーダ北海道。日本一を取れないまま辞めていいのか?チームが苦しい時に辞めるべきなのか?怪我もあり思うようなプレーが出来なくなってきた中で、自分が足手まといになっていないか?決めた要因はいくつかありますが、1番は自分の頭の中のプレーと体がシンクロしなくなってきたことです。今シーズンはなかなか勝てない試合が多く、負け試合ばかり見せてしまったことが本当に申し訳なく、個人的にも力不足で責任を感じています。

そして、応援に行くことは楽しそうにしているけれど、「今日練習おやすみだよ」と言うと「やったー!」と喜ぶ娘。運動会も試合で観に行くことができなかったり、完全プロではない選手生活と子育ての両立にも難しさを感じ、子どもに寂しい思いをさせていることもしばしば。そろそろ自分の夢ではなく子どもの夢を後押しするべきではないか?そう考えるようになりました。

高校1年生からエスポラーダ北海道を目指し始め、2度のセレクションチャレンジの末、大学2年生で入団が決まり、12年間突っ走ってきました。6歳から始まったフットボール人生25年。2度の手術はありましたが、背もそこそこ、足も速い丈夫な体に産んでくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいですし、時には吐いて、時には攣って、辛い練習を乗り越え頑張ったこの体にも感謝です。

圧倒的に辛い苦しい悔しい思いをすることの方が多かったフットサル人生ですが、フットサルをやっていなければ味わえない喜び、興奮、経験、素晴らしい沢山の出会いがあり、かけがえのない時間を過ごすことができました。短い間でしたが日の丸を背負う経験もできましたし、悔いのないフットサル人生を送れたと思っています。

これからは影ながらエスポラーダ、フットサル、Fリーグの更なる発展、盛り上がることを願っています。今まで沢山の声援をいただいた皆様、小野寺理事長、明日佳グループ様をはじめとするスポンサー企業の皆様、サポートしていただいたATHLETA様、SVOLME様、本当にありがとうございました。



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