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作成日時:2024.06.03
更新日時:2024.06.13

【女子F第1節|記者会見/浦安vs神戸】女王が5年ぶりの開幕戦黒星スタート。浦安・伊藤果穂「私たちが目指すのは優勝。切り替えて、収穫と課題を見つめていく」

PHOTO BY伊藤千梅

6月2日、福井のセーレン・ドリームアリーナにて日本女子フットサルリーグ2024-2025の開幕戦が行われ、バルドラール浦安ラス・ボニータスとアルコ神戸が対戦。浦安が2-4で敗戦した。

リーグ5連覇を懸けて臨む今シーズン。女子フットサル界の絶対的な女王として君臨する浦安は、開始1分18秒で先制点を許した。

会場中がどよめくなか、先手を打たれた浦安は落ち着いてボールを保持。15分に江口未珂、22分に倉持杏子が得点を挙げ逆転に成功し、一時はリードを奪った。

しかし、カウンターからの素早い攻撃で25分と27分に立て続けに得点を許すと、再び追いかける展開に。最後はパワープレーにも踏み切ったが、残り3分で追加点を奪われ、2点差で開幕戦を落とした。

開幕戦での敗戦は、浦安が初優勝を飾る前の2019-2020シーズン以来。浦安一強の時代は終わりを迎えるのか。それともチームを立て直し、次節から勝ち点を積み上げるのか。

試合を終え、米川正夫監督と伊藤果穂が記者会見に出席した。

あとは全部勝つだけ

●バルドラール浦安ラス・ボニータス|米川正夫監督

──今日の試合を振り返って。

早々に失点して、(その後は)徐々に自分たちのリズムにはなってきて、前半のうちに追いついて折り返しました。後半の立ち上がり、こっちが先に点をとったまではよかったのですが、そこからショートカウンターとロングカウンターで失点して、敗戦という結果になりました。昨シーズンは一回も負けていないなかで、今シーズンは初戦で負けてしまったのですが、考え方を変えれば、(負けたのが)初戦で良かったと思うしかありません。あとは全部勝つだけです。

試合の内容に関しては“うまくやられた”というのは間違いなくあります。シュート数も相手の倍の本数を打っていますし、内容は悪くなかったのですが、自分たちのボールロストの位置、仕方というのが敗戦につながったという感覚です。開幕戦で、まだ試合勘もなくて、ゲームの進め方やコンディションが整わないなかで、どっちに出るかなと正直思っていました。それがよくない方向に出たなと感じます。

繰り返しになりますが、あとは全部勝つだけなので、切り替えていきたいです。

──例年に比べてチームの始動が遅かった影響は?

あったかもしれないし、なかったかもしれない、そこはわかりません。そもそも、新しい選手が下から昇格しただけで、オフ期間で選手をとる・とらないという補強のところが正直うまくいきませんでした。やはり、誰かしらは外から入れないとチームに刺激がないというのは、常に思っています。その影響の方があるかなというのは感じます。

──浦安がボールを保持する時間が長かったのですが、ゴール前での決定的な場面が少なかったように感じましたが。

ずっと考えていたのは、ピヴォのところです。ある程度(ボールはピヴォに)収まりはするけど、そこからの展開がよくなくて、途中で落として(ピヴォの位置を代えて)目線を変えようかという話もありました。ただ、ピヴォに対して、他の選手がもう一個絡んで、個人のプラスアルファがあればシュートまでいくかなと考えて変えませんでした。結果的にはよくなかったので、ゲームを振り返りながら考えたいです。

──女子Fリーグで浦安が“絶対王者”として君臨していた中で、各クラブが“打倒浦安”という気持ちで臨んでくると思います。浦安としては、どういうふうに戦っていきますか。

自分自身も、勝ちにコミットした選手起用と戦術選択をしようと心に決めてシーズンに入ってます。もちろん、対相手というのはありますが、自分たちがなにをしなければいけないのか。常に相手は強い気持ちで向かってくるなかで、男子の名古屋オーシャンズのようになるためには、それを迎え撃つだけのメンタル的、フィジカル的なものが必要になってきます。簡単なものではありませんが、もう一回、しっかり足元を見て、やっていくしかないと思います。

──GKを上げてパワープレーをする時間帯もありましたが、自分たちで時計の針を進めてしまったようにも見えました。

相手がうまく対応できていたとは思っていません。ただ、女子特有のGKの(パワープレーでの遠目からの)シュートがほとんどないところと、うちの場合は完全に抱え込む(ボールをおさめる)ピヴォではないので、同じようにやったら同じようにはならないところがあります。例えば、タイミングよくピヴォが抱えに来て、2人、3人目が絡めばチャンスになりますが、(パスを出す側が)ちょっと怖さがあって、効果的な攻撃ができなかったのは確かです。



チームとしても厳しくやっていかないといけない

●バルドラール浦安ラス・ボニータス|伊藤果穂

──今日の試合を振り返って。

負けたのは非常に悔しいです。大事な試合というのはわかっていたのですが、決めるところで決める、守るところで守る、ゲームのコントロールをするというところで、自分にも足りないところがありましたし、チームとしても厳しくやっていかないといけないと感じました。初戦なので、ここから、さらに気を引き締めていきたいと思います。

──試合直後のチームの雰囲気は?

昨シーズン、負けがなかったというところで、全日本選手権では(決勝戦でSWHレディース西宮に)負けてしまいましたが、リーグ戦の負けは久々で、気持ちは複雑なところはみんなあると思います。ただ、ここで止まってしまってはいけないですし、私たちが目指すのは優勝なので、切り替えて、収穫と課題を見つめて、練習をやっていきたいです。

──次の試合に向けてどんな声をかけたいですか?

自分たちは優勝を目指しているなかで、簡単じゃないというのがわかったと思います。一人ひとりができることを最大限にやっていくしかありません。相手がいるので、試合に臨む姿勢を厳しくやっていかないといけないと改めて感じました。みんなに声をかけると共に、自分自身も気を引き締めていきたいです。



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