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作成日時:2024.09.09
更新日時:2024.09.10

【U-18日本代表】“原田快に似ている”を乗り越えていく世代屈指のレフティ「仕掛ける数では、誰にも負けない」(青島竣平/ペスカドーラ町田)

PHOTO BY伊藤千梅

9月3日〜6日の4日間にわたって、U-18フットサル日本代表の国内トレーニングキャンプが高円宮記念JFA夢フィールドで行われた。

昨シーズンの終盤、12月にペスカドーラ町田のトップチームに昇格した青島竣平は、4月に行われたAFCアジアカップのサポートメンバーの4人に選ばれ、大会に向かうために国内で調整を続けた約一週間、チームに帯同した。フル代表の選手とトレーニングした経験をもつ青島は、フウガドールすみだの羽生恒平とともに、経験値という点でU-18年代で先をいく存在だ。

ただし、青島におごりや慢心はなく、静かな口調で「ピッチ内では常にみんながライバル」と、負けん気をみせた。

<U-18日本代表>合宿中インタビュー



原田快を超えたい

──青島選手は今年4月に行われたアジアカップのサポートメンバーにも選ばれていました。他の選手よりも経験という点では先をいっているのは間違いないですよね。

代表のサポートメンバーに入れるとは思っていなかったので、すごくいい経験でした。常にみんなとはライバル意識をもってやっているので、そこは変わらないかなと思います。

──青島選手が同年代でうまいと感じる選手はいますか?

同じポジションの(羽生)恒平は自分とは違うタイプですが、動きやパスの精度などリスペクトする部分が多い選手です。ライバルですけど、彼のいいところを自分のモノにしていきたいと思っています。

──羽生選手とは仲が良いですか?

わりと話すほうですよ。一緒にゲームして遊んだりもしますし、この合宿中もたまに息抜きでやっています。

──この合宿で意識していることは?

左利きが5人もいるので、生き残るためには自分のストロングであるドリブルとアグレッシブなところを出していこうと思っています。それと、1対1を仕掛ける数では誰にも負けないようにしたい。シュートの本数もチームで一番打つことを意識して、この合宿で成長して帰りたいと思っています。

──2日間のトレーニングで手応えはありますか?

だんだん慣れてきて、自分の良さを出せるようになってきました。あとは仲間とコミュニケーションを取って、自分がシュートしやすい形にもち込めるように、工夫してやっていきたいと思います。ピッチ内ではライバルですけど、同じチームでプレーする時は、味方の長所を生かせるような動きは意識しています。

──これからの目標を教えてください。

この合宿ではまず、自分のいいところをどんどん出して、最後に栃木シティとゲームがあるので、勝つことを一番に考えてやっていきたいと思います。その上で、自分の得点でスコアを動かしたい。自分は原田快選手とプレーが似ていると言われることもあるので、そこを超えていきたいと思っています。

──海外挑戦も視野に?

いずれ海外にも行きたいですね。そのためにもまずはFリーグで試合に出て、そこでアピールしてから海外に行けるようにやっていきたいです。



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