作成日時：2024.11.18
更新日時：2024.11.18

【Ｆ２第15節｜記者会見／長野vs浜松】今季初ビハインドのハーフタイムで伝えた、指揮官の言葉。長野・山蔦一弘監督長野「築き上げてきたものを、今のままでは手放すことになる」

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PHOTO BY伊藤千梅

【Ｆリーグ】ボアルース長野 3－2 アグレミーナ浜松（11月17日／ことぶきアリーナ千曲）

11月17日、Ｆリーグ2024-2025 ディビジョン２の第15節が行われボアルース長野とアグレミーナ浜松が対戦。3－2で長野が勝利した。

試合を終え、長野の山蔦一弘監督が記者会見に出席した。

終盤戦に向け大事になる“メンタル面”

●山蔦一弘監督｜ボアルース長野

──試合を振り返って。

とにかく今、自分たちは勝ち点3がほしかったので、勝利できてほっとしています。

ただ、ゲーム内容としては課題がたくさんあります。特に第1ピリオドの早い時間で自分たちが受けに回ってしまい、（0－1になったことで）試合が難しくなりました。それでも第2ピリオドに盛り返してくれた選手たちは素晴らしかったと思います。

──第1ピリオドをビハインドで終えたのは今シーズン初でした。ハーフタイムではどんな指示をしましたか？

相手がやってくることを整理した上で、主にメンタル的な話をしました。

強度高くプレッシャーにいって、こぼれ球を拾う、トランジションで数的優位をつくるといった、自分たちが目指しているフットサルを相手にされていました。

ここで力負けすると、この試合だけでなく、優勝も逃しますし、これから先自分たちが目指していることも手に入れることはできない。ここまで自分たちが築き上げてきたものを、手放していいのか。今のままでは手放すことになる、といった話をしました。

──優勝に向けての課題は？

シーズン終盤ですし、自分たちはここから新しいことを取り入れていくことはありません。目の前のワンプレーにこだわって、球際の強度や、最後の10cm5cmのところで足を出す、相手よりも一歩早く走り出すことなど、戦術よりもメンタルや体を動かすことに注力していきたいと思います。