【Ｆリーグ】湘南ベルマーレ － バルドラール浦安（1月25日／北九州市立総合体育館）

1月25日、北九州市立総合体育館にてＦリーグ2024-2025 ディビジョン１の第23節が行われ、湘南ベルマーレとバルドラール浦安が対戦。湘南は2－1で勝利した。

試合後、湘南の伊久間洋輔監督と高橋広大が記者会見に出席した。

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今日の試合は悔しさが強い

●高橋広大｜湘南ベルマーレ

──試合を振り返って。

結果として、勝利できたことはチームとして良かったと思います。ただ、要所要所で浦安が上回っていたことを感じています、

優勝はないなかで、何のためにファイナルシーズンに臨んでいるかを考えた時に、一つでも順位を上げていくことがあります。その先の選手権も見据えて、1試合ごとに自分たちのスタイルを見つけて、良さを出して成長し続けていくためにやっていると考えた時に、自分たちの良さを出せなかったことに悔しさがあります。このような相手に勝っていかないと選手権も上を目指せません。

今日良くなかったこと、できなかったことを、それがなぜできなかったかをみんなで話して、次節のほうがいい試合ができるようにやっていきたいと思います。

──浦安に固さは見られましたか？

あまり気にしないようにしていましたが、きっと背負っているものが自分たちとは違うとは思っています。雰囲気もピリついているように感じましたが、試合での硬さは感じていません。

──勝利したものの、悔しさのほうが強いそうですね。

そうですね。もちろん結果は大事にしていますが、今日の試合は悔しい気持ちのほうが大きいですね。

──優勝がないなかで、次戦をどのように戦いたいですか？

今日の浦安は一番高い強度でくることはわかっていたなかで、自分たちの良さを出せませんでした。

しながわとは先週も対戦しているので、お互いに特徴も理解しています。前回の対戦では敗戦しましたが、良さも出せていたので、走り勝てれば勝てるかなと思っています。

ここからさらに成長しないといけない

●湘南ベルマーレ｜伊久間洋輔監督

──試合を振り返って。

北九州までたくさんの応援をありがとうございました。今日の試合について、押される展開になることは予想していたなか、実際にボールを保持していたのは浦安でした。頑張って勝ちはしましたが、ここからさらに成長しないといけないというのがまず思うところです。

第1ピリオドでも自分たちのチャンスはありました。そこで決め切ることが一つの課題です。一方で、フィウーザを中心にしっかりと守備ができたことは勝利の要因かなと思います。

第2ピリオドはセットプレーで先制できたことが、この試合の鍵となりました。浦安のGK攻撃から失点しましたが、最後まで諦めずに戦えたかなと思います。

我々に優勝はないので、とにかく目の前の相手にぶつかる気持ちで臨みましたが、浦安は勝たないといけないプレッシャーのなかで試合をしていたと思います。内容的にはまだまだだと思いますし、明日も厳しい戦いが続くので頑張りたいと思います。

──第1ピリオドの最初のほうにファーストセットを変えたのは、相手に合わせた形でしょうか？

そうですね。前回は確か、本石（猛裕）選手、石田（健太郎）選手、菅谷（知寿）選手、空（涼介）選手がスタートにきていました。そこにうちは（牧野）謙心と本石選手を当てて、得点源を削ぎたいという狙いがありました。ただセットが逆だったので、最初のプラン通りに変えることにしました。

途中からは相手もセットを変えてきたのでその場の対応になりましたが、うまく抑えることができたんじゃないかなと思います。

──セットプレーは狙い所でしたか？

浦安は強度が高いので、うちの定位置攻撃がうまくいくかというと難しい部分がありました。そのため狙いは、セットプレーか守備からのトランジションのどちらかだと思っていました。

浦安のセットプレーからの失点は、ここ最近は多少あるので、他の試合と変わらずそこは狙っていました。セットプレーは、（藤田）安澄コーチがやってくれているので、その場面の意図をみんなが理解して、精度を出せたんじゃないかなと思います。

──優勝がないなかで、次戦をどのように戦いたいですか？

まずはこの後のしながわと名古屋の試合を見ていきたいです。

今日は相手のプレス強度に対して、ボールを保持することが難しいと感じていました。どのような修正ができるかはその時にならないとわからないですが、謙心のセットも前に進むことができていたので、そのあたりを話せたらと思います。あとはコンディションをいかに整えられるかの勝負だと思います。

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