【インタビュー】皆本晃だからできること。公式マスコット作成プロジェクトに込めた思いとは──。
PHOTO BY軍記ひろし
目に見える形で何かを残したい
──変な話、選手は引退や移籍でクラブを離れることがありますが、マスコットに移籍はないので、それこそ愛される存在になれば大きいですよね。
おっしゃる通りで、一生残るものですからね。だからこそ、変なものを作ってしまえばそれが一生足を引っ張るリスクもある(笑)。でもそういうものが今までありませんでしたし、今いる選手たちでこういうものを残したいなって思いもありました。
僕自身、現役がそれほど長くないと考える中で、このクラブに何か残したいなというのもあります。その時に形に残るもの。もちろんこのクラブにはアイデンティティや皆本イズムを残してきているつもりではいます。それは見えない部分に残るスピリッツです。
なので、目に見える形で何か残したい。「あれはアキラがいた時に作ったものだよね」って、一生残るようなものを残したい。同じクラブにずっと関わってやってきているので、同じ時代に作ったものを1つ残しておきたいと思いました。これが今回のクラウドファンディングを始めたもう1つの理由ですね。
──まずは動くことが大事ですね。その中で今回のクラウドファンディングは初日に60%を越える達成状況ですが、これについてはいかがですか?
62%まできています。本音を言えば試合が終わった後に、もう少し集まるかなと思っていました。試合前と後でそれほど変わっていなかったのは少しショックですね(笑)。とは言え、トライしてみないとお金の流れや動きがわからないので。自分としてもやってみて、色々な気付きもあったので面白いですね。
手応えももちろんあります。ただ、初速の話をSNSなどでたくさんした中でみんなも買ってくれました。助けてくれました。逆にこれからどうやって伸ばそうかという戦略が難しいですね。最初が良ければ達成できると言われてはいますが、すごく頑張って告知をした中での今の結果なので、その中で次をどうするかというのはあります。
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