更新日時:2025.04.14
全日本の爪痕──町田アスピはなぜ、ジャイキリを起こせたのか?
PHOTO BY伊藤千梅
第30回全日本フットサル選手権大会で、強く“爪痕”を残したチームがある。
ペスカドーラ町田アスピランチ──Fリーグ・ペスカドーラ町田の育成組織だ。20代前半までの若手が中心であり、Fリーグ経験者はわずか3人。そんな彼らが、日本一を目指す大舞台でFリーグ王者に牙を剥いた。
2回戦、相手はFリーグ初優勝を遂げた直後のバルドラール浦安。誰もが「番狂わせはない」と思ったその一戦で、町田アスピランチは粘り強く戦い抜き、2-1で歴史的な逆転勝利を飾った。
「育成組織がFリーグ王者を破る」。今大会の歴史で一度も起きたことがない出来事だった。
町田アスピランチはなぜ、ジャイアントキリングを起こせたのか?
小川亮監督、エース・成田美光、最年長のキャプテン・小幡貴一の言葉から、その理由に迫る。
取材・構成・編集=川嶋正隆、福田悠、舞野隼大、青木ひかる、伊藤千梅
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