名古屋オーシャンズは4月13日、木暮賢一郎氏の新監督就任を発表した。

【最新移籍情報】メットライフ生命Ｆリーグ2025-26

現役引退以来の“古巣復帰”が決定

木暮氏は、日本フットサル界を黎明期からけん引してきた、レジェンドの一人。日本代表としてAFCフットサル選手権では2006年と2012年に優勝果たし、3度FIFAフットサルワールドカップにも出場。Ｆリーグでは2008年から2012年まで名古屋オーシャンズに所属し、“絶対王者”としてクラブの歴史を築いてきた。

2012年に現役を引退後は指導者の道に進み、2014年にはシュライカー大阪の監督に就任。2016-2017シーズンには開幕初年度の2007年から連覇が続いていた名古屋を打ち破り、大阪をリーグ優勝へと導いた。

大阪の指揮官退任後は、日本代表チームの指導に参画し各世代・カテゴリーの監督やコーチを歴任。2021年に日本代表監督に就任し、2022年には8年ぶりの王座奪還に成功した。2024年にはFIFAフットサルワールドカップ出場を逃したが、代表チームの若手育成に注力してきた。

一方の名古屋は昨シーズン、スペイン1部のショタFSを率いていたイマノル氏を招へい。新監督の元シーズンを戦っていたもののリーグ戦では苦戦し、2016-2017シーズン以来8年ぶりにリーグ優勝を逃す1年となり、イマノル氏の退任が決定した。

木暮監督は監督就任に際し、「13シーズンぶりに名古屋オーシャンズに戻ってきた木暮賢一郎です」と“古巣復帰”に触れ、「これまで作り上げてきた歴史をリスペクトし、更に素晴らしいクラブへと進化すべくベストを尽くします」と意気込みを語った。

■木暮賢一郎　新監督就任のお知らせ

いつも名古屋オーシャンズへのご声援ありがとうございます。
このたび、2025-2026シーズンより木暮賢一郎氏がトップチーム監督に就任することが決定いたしましたので、お知らせいたします。

名前：木暮賢一郎
生年月日：1979年11月11日
出身地：神奈川県
資格：JFA公認フットサルA級コーチ

《経歴》
・指導者
2013 FリーグU-23選抜監督
2014-2018 シュライカー大阪監督
2018-2021 フットサル日本代表コーチ
U-20フットサル日本代表コーチ
フットサル日本女子代表監督
U-18フットサル日本女子代表監督
2021-2024 フットサル日本代表監督
U-23フットサル日本代表監督
U-19フットサル日本代表監督
-タイトル
2017 　　　Fリーグ優勝（シュライカー大阪）
2018 　　　ユースオリンピック準優勝（フットサル女子日本代表）
2019　　　 U-20アジアカップ優勝（U-20フットサル日本代表）
2022 　　　アジアカップ優勝（フットサル日本代表）

・選手
2005-2007 Clipeus F.S Nazareno　(スペイン2部)
2007 Carnicer Torrejon　(スペイン1部)
2008 M.M.Perez Bujalance　(スペイン2部)
2008-2009 Guadalajara FS (スペイン1部)
2008-2012 名古屋オーシャンズ
2001-2012 フットサル日本代表

-タイトル
2008-2012 Ｆリーグ　優勝
2010-2012 オーシャンアリーナカップ
2011　　　 AFC Futsal Club Championship　優勝
2012　　　 全日本フットサル選手県大会優勝

・選手受賞歴
2005.2006 AFC Asia Futsal Cup MVP
2006 AFC　最優秀選手
2007 AFC Asia Futsal Cup 得点王

《木暮賢一郎監督コメント》
12シーズンぶりに名古屋オーシャンズに戻ってきた木暮賢一郎です。

監督として再びこのクラブの一員になれる事を嬉しく思います。

これまで作り上げてきた歴史をリスペクトし、更に素晴らしいクラブへと進化すべくベストを尽くします。

皆さん応援よろしくお願いします。

【最新移籍情報】メットライフ生命Ｆリーグ2025-26