更新日時:2025.08.19
【全日本大学フットサル大会】大阪成蹊大が史上初の4連覇!元大阪・磯村直樹監督が率いるチームが決勝で順天堂大に3-2で競り勝ち快挙を達成
PHOTO BY高橋学
8月14日から16日の3日間、大阪府・岸和田市総合体育館で第21回 全日本大学フットサル大会が行われた。16日の決勝は開催地代表・大阪府の大阪成蹊大学フットサル部と、関東第1代表・千葉県の順天堂大学フットサル部ガジル/jfcが対戦し、大阪成蹊大が3-2で勝利を収め、史上初の4連覇を飾った。
大阪成蹊大が延長戦を制して前人未到の4連覇
今大会は、全国9地域の予選を経て、開催地枠を含む12チームによるノックアウト方式で争われた。14日の1回戦を終え、3連覇中の優勝候補・大阪成蹊大は15日の準々決勝から登場すると、広島大学フットサル部(中国代表・広島県)に9-2、準決勝は東北大学フットサル部ディーグッチ(東北代表・宮城県)に8-2と圧倒して決勝へと進んだ。
一方、2018年の第14回大会以来、7年ぶりの優勝を目指す順天堂大も準々決勝から登場。北海道大学エスペランサ(北海道代表)に2-2と引き分け、PK戦の末に4-3で競り勝つと、東京国際大学サッカー部(関東第2代表・埼玉県)に1-0で勝利を収め、厳しい戦いの末、ファイナルに駒を進めた。
■決勝フルマッチ:大阪成蹊大学 vs 順天堂大学
決勝は壮絶な戦いとなった。大阪成蹊大が優勢に試合を進めるなか、先制したのは順天堂大。カウンターから三浦歩漣がゴールを挙げて試合を動かした。その後、第2ピリオドも大阪成蹊大が攻め込むと、30分にオウンゴールで同点に。さらに、その直後に廣崎寧央のゴールで逆転に成功した。
終盤、順天堂大はパワープレーで反撃を開始すると、37分に三浦が決めて試合は振り出しに。そのまま40分の戦いを終え、延長戦へと突入。そして迎えた44分、大阪成蹊大がCKから河野啓人が勝ち越しゴールを挙げると、その後の順天堂大の反撃をしのいでタイムアップ。最終スコア3-2の激闘を制した大阪成蹊大は、元日本代表・佐藤亮監督から後を継いだ元シュライカー大阪・磯村直樹監督の指揮の下、史上初の4連覇を達成した。
なお、決勝の前に行われた東北大と東京国際大による3位決定戦は、東北大が13分に先制。その後、第2ピリオドに入り、10分に追加点を挙げた東北大は反撃を1点に食い止め、逆に終了間際にダメ押しゴールを決めて3-1で勝利。第13回大会以来、8年ぶりに3位入賞を果たした。
<表彰>
優勝
大阪成蹊大学フットサル部(開催地代表/大阪府)
準優勝
順天堂大学フットサル部ガジル/jfc(関東第1代表/千葉県)
3位
東北大学フットサル部ディーグッチ(東北代表/宮城県)
4位
東京国際大学サッカー部(関東第2代表/埼玉県)