作成日時：2025.11.18
更新日時：2025.11.18

首位・名古屋が2位しながわに勝ち点差7の独走態勢！町田は森岡薫の第2PKで劇的勝利、長野が連勝で最下位脱出【Ｆ1第17節｜試合結果＆順位】

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PHOTO BY本田好伸

11月15日と16日、メットライフ生命Ｆリーグ2025-26シーズンディビジョン1の第17節、計6試合が各地で開催された。

残留争いは“2ポイント差に4チーム”の超混戦

15日には2試合の“東京対決”が実現した。連勝中のペスカドーラ町田はホームでフウガドールすみだと激突。町田は第1ピリオドに先制を許したものの、第2ピリオドにクレパウジ・ヴィニシウスと山中翔斗のゴールで逆転に成功する。対するすみだは39分、パワープレーから中田秀人が同点弾を挙げる。しかし、試合はこのまま終わらず劇的な幕切れに。町田が残り17秒で第2PKを得るとキッカーは森岡薫。ゴール右側に決め切り、3－2で勝利を収めた。

立川アスレティックFCvsしながわシティの一戦は、立川が7分に湯浅拓斗の得点で先制。第2ピリオドに入っても順調に得点を重ね、4点のリードを奪う。しながわは37分に新井裕生が1点を返すも反撃はここまで。立川は3試合ぶりの白星を飾った一方、しながわは手痛い連敗を喫することになった。バルドラール浦安はY.S.C.C 横浜との一戦で、5－2で勝利を収め、3連勝を達成している。

17日に残る3試合が行われた。バサジィ大分vs湘南ベルマーレの一戦は1－1で迎えた16分、湘南の萩原真夏が勝ち越しゴールを記録。第2ピリオドに3点を追加し、アウェイの湘南が5－1で勝利。なお萩原は第2ピリオドに2点を奪い、ハットトリックを達成した。

前節、2点差をはね返し逆転勝利を収めたボアルース長野はシュライカー大阪と対戦。第1ピリオドに3点のリードを奪い試合を優勢に進めるが、第2ピリオドに大阪が反撃を開始し、2点を返す。しかし、長野は35分稲葉柊斗がボレーシュートを叩き込み、これが試合の決定打に。長野は4－2で勝利を収め、最下位脱出に成功した。

首位の名古屋オーシャンズは、苦しい戦いが続いているボルクバレット北九州と対戦。前日の試合でしながわが敗戦したため、名古屋にとっては勝ち点差を「7」に広げるチャンスとなる。名古屋は2分に先制点を許したが、第1ピリオドのうちに4点を奪い返す攻勢を仕掛ける。その後、北九州の反撃を1点にとどめ、名古屋は4－2で勝利を収めている。

今節の試合結果、順位表は以下のとおり。名古屋としながわの勝ち点差が「7」に広がり、長野が今シーズン初の連勝で10位に浮上している。次戦は11月21日から24日にかけて開催される。

■試合結果

11月15日（土）

時間	カード	会場
15:00	ペスカドーラ町田 3-2 フウガドールすみだ	町田市立総合体育館
16:00	バルドラール浦安 5-2 Y.S.C.C 横浜	バルドラール浦安アリーナ
16:00	立川アスレティックFC 4-1 しながわシティ	立川市泉市民体育館

11月16日（日）

時間	カード	会場
12:00	バサジィ大分 1-5 湘南ベルマーレ	サイクルショップコダマ大洲アリーナ
14:00	ボアルース長野 4-3 シュライカー大阪	ことぶきアリーナ千曲
14:00	名古屋オーシャンズ 4-2 ボルクバレット北九州	パロマ瑞穂アリーナ

順位表｜第17節　※11月16日終了時点

順位	クラブ名	勝点	試合数	勝	分	負	得点	失点	得失点差
1	名古屋	40	17	13	1	3	57	29	28
2	しながわ	33	17	11	0	6	57	40	17
3	町田	32	17	10	2	5	51	26	25
4	立川	31	17	9	4	4	43	36	7
5	浦安	28	17	9	1	7	52	44	8
6	すみだ	25	17	7	4	6	47	36	11
7	湘南	23	17	6	5	6	34	34	0
8	大阪	21	17	6	3	8	37	48	-11
9	大分	15	17	4	3	10	28	43	-15
10	長野	15	17	4	3	10	35	54	-19
11	横浜	14	17	4	2	11	33	62	-29
12	北九州	13	17	3	4	10	34	56	-22

■次節試合日程

11月21日（金）

時間	カード	会場
19:00	フウガドールすみだ vs 立川アスレティックFC	ひがしんアリーナ

11月22日（土）

時間	カード	会場
14:00	ボルクバレット北九州 vs ペスカドーラ町田	J：COMアリーナ下関
15:00	湘南ベルマーレ vs バルドラール浦安	小田原アリーナ
15:30	しながわシティ vs バサジィ大分	品川区立総合体育館