更新日時:2025.12.22
日本代表、国際大会で優勝逃す ポーランドに1-3で敗れ2位 1月のアジアカップで王座奪還を狙う健介ジャパン、3連戦は1勝2敗で2025年の活動を終了【フットサル日本代表】

PHOTO BY伊藤千梅
【FUTSAL WEEK December Cup】日本 1-3 ポーランド(日本時間12月22日/インタースポーツホール)
日本時間12月22日、フットサル日本代表は国際親善大会「FUTSAL WEEK December Cup」の順位決定戦に臨み、グループBで1位のポーランド代表に1-3で敗戦。この結果、日本は2位で大会を終えた。
日本、国際大会で優勝ならず
今大会、グループリーグ第1戦でスロベニア代表に3-0、第2戦でハンガリー代表に3-4、1勝1敗でグループAで1位となった日本は、グループBで1位のポーランドとの順位決定戦に臨んだ。
先発は、ここまで3試合でいずれも異なるメンバーがピッチに立ち、GKフィウーザ・ファビオ、内村俊太、本石猛裕、毛利元亮、原田快の5人でスタート。その後、日本は2ndセットに長坂拓海、松川網汰、菅谷知寿、山田凱斗、3rdセットに大澤将士、上村充哉、礒貝飛那大、内村を送り、1stのフィクソには伊集龍二が入った。
3分程度で選手をローテーションし、セットのメンバーも組み替えながら戦いを進めた日本は、チャンスをつくりながらもゴールを奪えない。すると、12分、左サイドから中で合わされ、ポーランドに先制を許してしまう。第1ピリオド終盤、残り1分のセットプレーから長坂がゴールチャンスを迎えるも枠をとらえられず試合を折り返した。
迎えた第2ピリオド、先にスコアを動かしたのは日本だった。23分、CKの流れから一度GKに戻した日本は、中央の本石が左の内村にあずけ、中に入れたボールが相手に当たってこぼれると、これを中央で拾った原田が左足を一閃。約10mの位置から強烈なミドルを突き刺し同点に追いついた。
しかし28分、エリア内でフィウーザが相手の足を引っ掛けてPKを献上すると、これを確実に決められ、再び勝ち越しを許すと、32分、カウンターからGKとの1対1をループで決められ2点差に。日本は、6分を切ったところで本石をGKと交代してパワープレーを開始。しかし、35分のビッグチャンスでは毛利の右足シュートは左ポストをたたき、38分には上村が1対1を迎えるも、これはGKに防がれ、追撃弾を奪えないまま時間が経過する。
終了間際に与えた第2PKはフィウーザがシャットアウトしたものの、直後にタイムアップとなり、日本は1-3で敗戦。順位決定戦に敗れ、6カ国による国際親善大会を2位で終えることとなった。
なお、日本は今大会で年内の活動を終え、1月27日から2月7日に行われるAFCフットサルアジアカップインドネシア2026で2大会ぶりの優勝を目指す。
<フットサル日本代表 試合日程・結果>
FUTSAL WEEK December Cup
※日本、スロベニア、ハンガリー、ルーマニア、ポーランド、サウジアラビアの6カ国が2つのグループに分かれてグループリーグを戦い、各順位に応じた順位決定戦が行われる国際親善大会
開催地:クロアチア・ポレッチ
●第1戦 日本時間18日(木)24:00
3-0 フットサルスロベニア代表
【得点者】
12′ オウンゴール
24′ 原田快
32′ 伊集龍二
●第2戦 日本時間19日(金)24:00
3-4 フットサルハンガリー代表
【得点者】
3′ RAFAEL HENRIQUE DA SILVA
15′ 本石猛裕
19′ MÁTÉ JÁNOS SUSCSÁK
22′ 長坂拓海
27′ RAFAEL HENRIQUE DA SILVA
28′ 毛利元亮
34′ JÁNOS RÁBL
●順位決定戦 日本時間12月22日(月)2:15
※日本=グループAで1位、ポーランド=グループBで1位
1-3 フットサルポーランド代表
【得点者】
12′ PAWEL KANIEWSKI
23′ 原田快
28′ SEBASTIAN LESZCZAK
32′ TOMASZ KRIEZEL
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