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作成日時:2026.01.21
更新日時:2026.01.21

【日本代表】安藤良平から“試練”を授かった片山聖、レジェンドの背中から学び2年後の未来へ「期待だけで終わらせない」

PHOTO BY伊藤千梅

フットサル日本代表は、1月27日から2月7日にかけてインドネシアのジャカルタで行われるAFCフットサルアジアカップインドネシア2026に臨む。

1月15日から18日は国内で活動した後、インドネシア入りして調整を継続。前回大会の予選敗退の雪辱および、2大会ぶりのアジア王座奪還に向け、健介ジャパンは準備に万全を期している。

湘南ベルマーレの片山聖は、トップチーム昇格2年目の弱冠20歳。昨年9月に開催されたFリーグカップ2025で公式戦初得点を挙げると、そこからのリーグ戦で3得点を記録。卓越したテクニックを武器に頭角を現し、国内活動にのみ帯同するサポートメンバーに招集された。

合流初日の15日の練習後、「何も怖がることはない」と真っ直ぐな姿勢を貫き、日本トップレベルの基準を吸収する片山に、話を聞いた。

取材=伊藤千梅
編集=柴山秀之

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失うものはなにもない

──初めての代表活動です。今の気持ちを教えてください。

憧れていた舞台でもあるし、率直にうれしかったです。

──招集が決まった時は、どんな反応を?

リリースが出る2日前か3日前に突然言われて、「マジか」と。突然だったので、びっくりもあるし、うれしいもありました。

元々体は動かしていたんですけど、チームの練習もなかったので「より強度高く動かないと」と思い、サテライトの練習行ったり、個人で走ったりとか、いろいろやりました。

──気持ちの面でも整理して、この活動に臨めていますか?

そうですね。過去の代表の試合を見返して「どういうことやっているのかな」とか。自分と同じアラのポジションの選手を見て、「こういうプレーが求められてるんだな」と確認をしてきました。

──この日本代表のウェアを着てみてどうですか。

元々U-18とかU-19の代表活動は関わったことがあるんですけど、A代表のエンブレムとなると、より責任も問われると思います。

サポートメンバーだからではなくて、しっかりピッチもピッチ外も、食事とか学べることはすべて学んで、吸収したいです。この4日間、5日間だけでも、より代表に近づける選手になりたいと思っています。

──今日、実際にプレーしてみてどうでしたか。

パスの速さや抜くスピードなど、そもそもの全体的な強度が高い印象です。それこそコンタクトの回数も、今のチーム(湘南ベルマーレ)にいる時よりかは多い印象があります。

──その中でも、得意のドリブルにチャレンジしていました。

正直、失うものはないです。自分の特徴を全部出して、ダメだったらダメで反省できるし、良かったら良かったでもっと伸ばそうと思えるので。もう何も怖がることはないなと思って、ガンガン仕掛けに行こうっていう気持ちでやっていました。

──代表に近づいた感覚はありますか?

リーグで徐々に結果を出せて、こういうところに呼ばれるということは、期待も込めて呼ばれてると思っています。その期待だけで終わらせないように、しっかりコツコツやっていこうかなと思っています。

──チームでも年上の選手にも物怖じしないという話もありましたけど、ここに来てもそれはできている感じですか?

最初はすごい緊張しましたが、ピッチに入ると大丈夫です。プレーに関しては、バチバチいってやろうという気持ちはあります。ピッチ外に関しても、徐々にいろんな人と話せるようにはなっています。自分のお手本としているような選手たちもいっぱいいるので、これから聞こうかなという感じです。

──誰に聞きに行きたいとか、もしくはすでに喋った選手はいますか?

それこそサポートメンバーの子たちは歳が近いので、戦術的な面をピッチの中で話したりはしています。

あとは(上原)拓也さんは元々湘南にいたので、ちょっと気にかけてくれたりとか。(山田)凱斗君は静岡にあったクラブ(CRAQUES)の先輩なので、声をかけてもらい優しくしてくれています。

──それこそ、吉川智貴選手は今シーズンで引退が決まっていて、吸収できる最後のチャンスです。

それはもう、湘南の安藤(良平)さんにも言われました。「もうずっと後ろにくっついておけ」と。ピッチ外もそうだし食事もそうだし、聞けることは何でも聞こうかなと思っています。

──こんなにいい機会はないですよね。

吉川さんは、安藤さんとルーティンが似てる印象です。吉川さんは引退を発表しているタイミングで呼ばれて、自分は今回初めて選ばれました。なので、安藤さんからは「本当に最後だから、学べることは全部学んで来い」という試練をいただきました。

──改めて、この期間中にここで見せたいもの、出したいものを教えてください。

結果にこだわろうかなと。1対1で1回剥がせたでもいいし、アシストしたでもいいし、より結果にこだわって、自分の特徴を生かしながらやっていきたいなと思っています。

──この先の2年後のワールドカップへのイメージはできていますか?

そうですね、それも含めて今回選ばれたと思っています。ここで終わらせないように、より多くのことを学んでチームに持ち帰って、またトレーニングできるように、まずはこの4日間、全力でやりたいなと思ってます。

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