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作成日時:2026.01.24
更新日時:2026.01.24

【日本代表】スペインリーグ4年目、21歳・原田快が魅せる“ラテン気質”の個性「MVP取ってくるわ」

PHOTO BY伊藤千梅

フットサル日本代表は、1月27日から2月7日にかけてインドネシアのジャカルタで行われるAFCフットサルアジアカップインドネシア2026に臨む。

1月15日から18日は国内で活動した後、インドネシア入りして調整を継続。前回大会の予選敗退の雪辱および、2大会ぶりのアジア王座奪還に向け、健介ジャパンは準備に万全を期している。

初出場したアジアカップから3年と3カ月、異国・スペインの地で揉まれ続けている原田快。バルセロナからショタFS、サンタ・コロマへと2シーズン続けてのレンタル移籍を経験し、目標であるバルセロナのトップチーム定着に向けて研鑽を積んでいる。

そんな原田は、クラブ事情によって前回大会には参加できず、日本代表のグループステージ敗退を見守るだけしかできなかった。「自分は真面目じゃない」と陽気な自身の性格やエピソードを語りつつも、今大会に懸ける思いは人一倍強いはずだ。

取材=伊藤千梅
編集=柴山秀之

メンバー・試合日程|アジアカップ完全ガイド



ピッチの中では自分が気持ちいいプレーをしたらいい

──アジアカップに向けてコンディションはいかがですか?

まあまあ、スペインはシーズン中ということもあっていいコンディションができています。

──クロアチア遠征では追加招集となりましたが、どんな合流でしたか?

(甲斐)稜人がケガをしてしまったので、試合前日の朝8時くらいに(高橋)健介さんから「来れるか」と電話で言われて。「行きますよ」と答えて、その日の夜の24時ぐらいに合流し、次の日の17時の試合に出場しました。

──クロアチア遠征の自身の評価は?

スペインで普段からヨーロッパの選手たちと対戦しているので、プレーしやすかったです。正直、普段戦っているスペインリーグのレベルに比べたらやりやすさを感じる部分はありました。

──代表では、普段一緒にやっていない選手ともプレーしますが、合わせるのは大変じゃないですか?

大変ですけど、日本語なので話したらなんとかなります。難しいこともありますが、チームなのでうまく話し合っています。

──逆にスペインで大変と感じていることはありますか?

もう4年目なので特に大変なことはないですね。監督からプレーのことで急に「この時はこうしろ」と、バーって言われることもありますけど、「オッケー、オッケー、わかった」と言いながら、うまく右耳から左耳にスルーしています。

ちゃんと聞いてることのほうが多いんですけどね。ピッチにいる時に話が長すぎるとわからなくなるので、そこは聞き流しています。

──原田選手はすごく楽しそうにプレーする姿が印象的ですが、意識していることは?

特に意識してないですけど、スペインでも基本的にあんな感じでやってます。そういうところも変えていかないといけないかなとは思うんですけど、スペインだとみんないい意味でふざけているので。例えば、試合中や練習中に誰かが変なミスをしたり、変なこけ方をしたら笑っちゃうとか。しょっちゅうそういうことが起きますし、チーム全員がそんな感じです。

最近だと、僕たちが負けている時にパワープレーをしていて、僕が中に蹴り込んだボールが味方の顔面に当たってゴールに入ったんですよ。同点弾のはずなのに、「よっしゃー」とかではなく、みんなで笑っちゃって(笑)。ベンチもみんな笑って、そんなのばっかりで、明るい雰囲気です。

──スペインが合っているんですかね。

僕は真面目じゃないんで(笑)。だから合うとは思います。

──スペインでは普段どのような過ごし方を?

YouTubeを見たり、Switchをしたり、プレステをやったりとかですかね。ブラジル人2人と一緒に住んでいるので、よく外にご飯を食べに行ったり、冗談を言い合ったりしています。

──原田選手は“意外と”若いですよね。

今21歳でスペインリーグでも若いほうですが、今回はサポートメンバーに僕より若い子が3人いるので、(伊集)龍二と同い年ですけど、もう若くはないかなと思います。

──サポートメンバーには年下の選手もいることで、立ち振る舞いを変えたことはありますか?

基本的に誰とでも話しますし、いつも通りです。普段と変わらずにやっているんですけど、見てて思うことは口に出すようにはしています。

──どんなことを伝えているんですか?

(石井)想一郎とか、行木(詩心優)は、まだ自分が出せていない感じで、殻に閉じこもっているんじゃないかな?と思うこともあるので。ピッチに入ったら年上・年下は関係ないですし、どんな年上でも僕は吉川先生(吉川智貴)にもカズ兄(清水和也)にも言うので、要求してほしいかなとは思いますね。

──ピッチの中では関係なく。

そうですね。ピッチの中では、自分が気持ちいいプレーをしたらいいと思うので。

──前回のアジアカップは出場できませんでしたが、どのように外から見ていましたか?

悲しかったですね。本当は呼ばれるはずだったんですけど、直前でチームが出してくれなくなってしまいました。ただ、UEFAチャンピオンズリーグには行けたので、それは違った部分でいい経験だったかなと思います。

──チームが出してくれないのは難しい問題ですよね。

日本が初戦で負けた時に、僕を代表に行かせてくれなかったクラブの代表に「お前、俺のせいにしてるやろ」と言われました(苦笑)。

──その当時はどんな心境だったんですか?

もともと、チームも「出してくれる」と言ってくれたので、行かせてほしかったですし、悲しかったですね。大会前、日本代表は「勝つだろうな」「とりあえずワールドカップは行けるだろう」と思っていましたが、仕方がありません。負けたことは負けたことなので、切り替えるしかないですし、いい意味で前向きに捉えるだけかなと。

──今大会はどんなプレーを見せたいですか?

自分はドリブルやゴールを決めることで、チームにプラスの影響を与えたいです。たくさんシュートを決めたり、股抜きやシャペウができるシーンがあれば仕掛けたいですね。親とか代理人には「MVP取ってくるわ」と言っているので(笑)。まあ、取れなくても優勝できたら全然大丈夫です。

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