更新日時:2019.04.30
【TRM】平成最後の境川決戦は点の奪い合いを制した湘南ベルマーレがペスカドーラ町田に競り勝つ!
PHOTO BY川嶋正隆
29日(月・祝)に町田市立総合体育館で、ペスカドーラ町田と湘南ベルマーレによるトレーニングマッチの境川決戦が行われ、4-3で湘南が勝利した。
プレシーズン中でも激しい戦い
新シーズンに向けて始動したばかりの両チーム。湘南の奥村敬人監督が「数日前にトレーニングを開始したばかりで、まだフィジカルを上げている段階」と言うように、難しい中での一戦となった。
ゴールデンウィークからか会場には多くのサポーターが詰めかけ、両チームに声援を送る本番さながらの雰囲気。そんな中でホームの町田は、新指揮官であるルイス・ベルナット監督の初陣を飾る。スターティング5にはGK小野寺優介、FP森谷優太、FP金山友紀、FP滝田学、FP横江怜が入った。試合開始後は、少人数を入れ替えつつセットを構築。滝田を残してFP森岡薫、FP室田祐希を送り出し、Fリーグ選抜から戻ってきたFP伊藤圭汰がピッチに立つ。そこにFP宮崎貴史、FP新倉康明らを入れ替えつつ戦う。
一方の湘南は、3セットで対峙。スターティング5にはGK飯田千馬、FP刈込真人、FPロドリゴ、FP鍛代元気、FP本田真琉虎洲が並ぶ。2ndセットにはFP植松晃都、FPマルロン、FP内村俊太、FP高溝黎磨。3rdセットにはFP野口健吾、FP久光重貴、FP林田フェリペ良孝、FP浦上浩生が入った。
試合は開始58秒に動く。右サイドでボールを持った本田の強烈なシュートがゴールネットを揺らして湘南が先制。さらに2分には右サイドで仕掛けたロドリゴのシュートも決まって、湘南が2点を先行する。対する町田は、昨季同様に丁寧なビルドアップから相手の裏を狙う攻撃を見せていくと、4分に森岡の個人技から右サイドの伊藤にボールが渡る。伊藤が放ったシュートを、室田がセグンドで詰めて1点を返した。
その後は湘南が高い位置から仕掛けるプレスを町田が回避できずに押し込まれる時間が続く。すると12分にゴール正面からやや左の位置で湘南がFKを獲得。するとキッカーを務めた新加入のマルロンが放った強烈なシュートが決まって3-1と湘南がリードを2点に戻した。対する町田は森岡や室田の個人技から相手を押し込む場面を増やすが、フィニッシュまで持っていけず、前半はそのまま終了した。
迎えた後半も依然として高い位置からのプレスを狙っていく湘南。対する町田は得意のプレス回避を徐々に見せられるようになる。前半よりもオープンな展開となると、32分には伊藤が自陣からボールを運び、左の宮崎に展開。宮崎の折り返しを、最後は金山が飛び込んで町田が1点を返す。すると直後の33分には、左サイドからのキックインから再び金山がうまく相手の間に入り込んでワンタッチでゴールを奪った。
3-3の同点となった試合は36分、相手陣内でボールを奪った植松がそのままシュート。一度は相手にブロックされるも、こぼれ球を自身で拾って蹴り込み湘南が勝ち越しに成功。その後は湘南が危なげない試合運びを見せ逃げ切り。平成最後の境川決戦は点の奪い合いの末に、湘南が勝利した。
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