更新日時:2019.09.09
日本人とアフリカ人がボールでつながった日。「AFEC CUP 2019」の第1回大会が開催される。
PHOTO BYAFEC CUP 2019
アフリカ国際会議「TICAD7」に合わせて開催される
8月11日、しんよこフットボールパークで「AFEC CUP 2019」が開催された。アフリカの首脳たちが集まる国際会議「TICAD7」(8月28日〜30日)に合わせて企画されたもの。様々な団体のチームが参加して、フットサルを通じて国際交流を図った。
開催にあたって一般社団法人アフリカフォーポイントゼロファンデーション(AFEC)のマンドゥモゥ・ギイ・ペロル代表は「私たちは、忍耐、受容、そして結束などの共通価値がスポーツによってもたらされ、このAFECカップによって日本人とアフリカ人が一つになることを信じています」とコメント。
その言葉通り、当日はアンゴラ、エチオピア、コンゴ、コートジボワール、タンザニア、ナイジェリア、日本、世界連合の8チームが参加。それぞれの国のユニフォームに身を包んで優勝を目指した。
パワフルなシュートや、アクロバティックなドリブルなど、「アフリカらしさ」に溢れたプレーにコートの外から見ているギャラリーから何度も歓声が上がった。異なるスタイルがぶつかる試合の模様は、アフリカナンバーワンを決める「アフリカネーションズカップ」のようだった。
決勝戦に勝ち上がったのは、単独チームとして出場した国以外の選手で構成された世界連合とコンゴ民主共和国。激戦を制した世界連合が8チームの頂点に立ち、第1回AFEC CUP王者となった。
優勝チームには賞金5万円とトロフィー、副賞として当日の試合で使用されたsfida製のフットサルボール5球がプレゼントされた(2位には3万円+ボール3球、3位には2万円+ボール2球)また、MVPの選手には主催団体より「エチオピア往復航空券」が贈られた。
ボールを通じて日本とアフリカがつながる--。この素晴らしい試みが、これからも続いていくことを期待したい。
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