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【コラム】アスピランチのエースからペスカドーラのエースへ。中村充が退路を断って臨む今シーズンへの想い

PHOTO BY軍記ひろし

苦しんだ中での今季初ゴール

確かな手応えを掴んで迎えた、共同開催名古屋ラウンドの境川決戦。開始6分に左サイドを駆け上がった日根野谷建が放ったシュートのこぼれ球を頭で押し込む。これまでの悔しさ、辛さが吹き飛ぶゴールに、普段は飄々とプレーする中村が渾身のガッツポーズを見せた。

「本当にめちゃくちゃ嬉しかったですね。昨シーズンはFリーグでゴールを獲っていませんし、1年以上ぶりのゴールでした。2年目に3ゴールを獲っていますが、今シーズンはそれを越えたいですね」

調子を上げている中村は、翌週のボアルース長野戦でもゴールを奪う。さらにアスピランチで何度も見せてきたような「チームを助ける」決勝ゴールだった。

この2試合で大きく結果を残してきた中村。当然、先に見据えるのは日本代表だ。しかしまずは目の前の目標を越えることが大事だと言う。

「もちろん代表は目指している場所で、U-20でも経験しましたが、あの場所にいかなければ味わえないものがあります。今すぐにでも代表に入りたい気持ちはありますが、でも今は目の前のことに集中すること。僕の長所は得点の部分で、チームには(森岡)薫さんやバナナ(クレパウジ・ヴィニシウス)がいます。彼らは圧倒的な選手ですけど、そこに喰らいついてくこと。彼らと戦わなければいけないと思っています」

トップでプレーしての4年間、苦しみ続けた中村がようやく手応えを自信に変えて結果を残し始めた。開幕戦から苦しい戦いを強いられたチームも、ラッキーボーイ・中村がゴールを獲った2試合で2連勝と結果を残している。首位の大分とは勝ち点13差と大きく引き離されているが、シーズンはまだ始まったばかりで、当然、狙うはリーグ制覇だ。

「もちろん優勝したいですね。(スクールで)教わっていたコーチと一緒の舞台に立てる機会はなかなかないですし、みんなと優勝したいです」

町田一筋9年目。苦労人・中村充のサクセスストーリーがこれか始まる。

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