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【SALフェス】2019年版は、ベルマーレ愛とフットサル愛とSAL愛と。完全密着長編レポートを大公開! 

PHOTO BY本田好伸

ベルマーレの仲の良さが際立つトークショー!

まずはMC福田さんがゲスト一人ひとりの名前を伝えながら、奥村監督が各選手を紹介。フィウーザ選手にはこんな言葉を添えていました。

「この髪型にできる日本人はいないですよね(笑)。彼がベルマーレに来てくれて、ゴレイロ(GK)の概念が変わりました。難しいボールを止めてくれるし、自分で止めたボールを持ち出してカウンターも始めてくれる。彼はこう見えてすごい恥ずかしがり屋なんですけどね(笑)。でも本当に性格も素晴らしくて、ジュニアの育成も手伝ってくれているんです」(奥村監督)

中島選手にはこんなコメントを。

「Fリーグができてからずっとバルドラール浦安で活躍してきた選手で、自分たちはホームの小田原アリーナで点を決められて、何回も『このヤロー!』っていう、嫌な相手でした。でもベルマーレに来てくれて、苦しいときにリズムを作ってくれる。(ピッチ上の)いろんなところに(サポートで)顔を出して、仲間を助けてくれる。先日、初ゴールを決めてくれて(11月9日の浦安戦)、サポーターもみんな喜んでくれていました。ロッカールームも盛り上がっていましたし、いつも若手にいろんなアドバイスをしてくれて、本当に素晴らしい選手です」(奥村監督)

中島選手は出演後、SNSで「実は泣きそうだった」と明かしていましたが、こうした監督や選手の距離感や雰囲気は、ベルマーレのチームカラーの一つ。会場は早速、温かい空気に包まれていきました。

その後も、鍛代選手が1990年代、サッカーの湘南ベルマーレの田坂和昭選手を応援する「田坂隊」の隊員だったサポーター時代のエピソード、フィウーザ選手と林田フェリペ良孝選手の関係などの話題に。トークショーの間、なぜかゲスト陣による“フェリペいじり”が連発されていました。

「フェリペとは仲が良くないんです」(笑)。

冗談を言い合える関係は、ベルマーレらしさを象徴しています。では、どうして彼らはそんな雰囲気を作れているのでしょうか? 鍛代選手が説明してくれました。

「『仲が良い』というのがいいかどうかということはありますけど、選手同士の距離はすごく近いですね。お互いに信頼しているからこそコミュニケーションを取れます。そしてタカシくんの存在。今までは、(チーム内での年齢が)上だった選手のさらに上に来てくれて、相談相手がいなかった選手がタカシくんに相談できる。プレーでも潤滑油ですけど、チームのコミュニケーション面でもタカシくんの存在がすごくデカくて、そういうこともあって、チームの雰囲気がいいんです。(中島選手の方を見ながら)ってことでいいですかね(笑)?」

中島選手はやはり、実はこの場面でも泣きそうだったそうですが、そんな素敵なコメントを伝えられるのは、“ベルマーレファミリー”のなせるワザ。開会式からそのままトークショーへと進行しましたが、ベルマーレを応援する人も、初めて選手を目撃した人もいるなかで、来場者はすっかりベルマーレの魅力にハマったことは間違いありません。素晴らしい空気感のなかで、次のプログラムへと進んでいきました。

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