更新日時:2020.01.13
【F1第33節/湘南×大阪】プレーオフ出場目前でまさかの2連敗。主将・田村友貴が涙ながらにコメント。「勝ち点では僕たちが上なので、信じて、待ちたいと思います」(大阪 田村友貴)
PHOTO BY軍記ひろし
1月12日(土)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第33節、湘南ベルマーレとシュライカー大阪の一戦が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、大阪は4-5で敗戦。駒沢セントラルの2試合中、1試合でも勝てばプレーオフ出場が決まる状況のなかで2連敗を喫した。
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40分いい試合しても、40分集中し続けないと……
比嘉リカルド監督(シュライカー大阪)
──今日の試合を振り返って。
昨日の敗戦から気持ちを切り替えて、いい試合ができていたんですけどね。まあ、相手も強かったです。2-0から追いつかれて、逆転負けしてしまったのはもったいない。40分いい試合しても、40分集中し続けないとやられてしまう。パワープレーやワンツー(から決められた場面)とか、集中が切れてしまいました。(フウガドールすみだとの)勝ち点差が「2」残っているのは、昨日の(敗戦の)せいではありません。今シーズンの他のゲーム。調子が悪かったり、動かなかったりしたことがあった試合が残念でした。すみだからすると、最後の試合に勝たないといけないですし、(自分たちは)まだ3位。最後まで信じて、プレーオフに出られるように準備していきます。
──勝利すれば文句なくプレーオフに出場できるとはいえ、引き分けでも(4位のすみだとの勝ち点差が大きく開いているので)いいという考えは想定していたと思います。試合前から、引き分けで試合が進んだときにどう戦うのか、引き分けでもいいというプランはあったのでしょうか?
(前日の立川・府中アスレティックFC戦を前にフウガドールすみだとは)得失点差が14ポイント離れていて、(その試合で)勝ち点1だったとしても、この高いレベルの戦いで簡単に取れる数字ではないですよね。昨日も流れもそうですけど、正直、今日の試合も(3-4と勝ち越された38分の)マルロン選手のシュートはすごかったですが、嫌な空気感が流れていました。
なので、パワープレーして事故のようなパワープレー返しを決められてしまうよりも、負けている展開であれば、引き分けを狙いにいく。カウンターで1点を取って、引き分けで勝ち点1をもらいにいこうと思っていました。ただ、試合前の目的は、引き分けを狙いにいくことではありませんでした。
──選手たちとは、もし、試合終盤に同点であれば、無理に点を取りにいくのではなく、引き分けを狙うこともありえると共有していた?
もちろん。それは試合前のことです。先週の練習の前に、(セントラルの2試合のいずれかで)最低でも勝ち点1が取れればプレーオフに進める可能性が高い、と。ただ、引き分けを狙いにいくような気持ちでは負けてしまう。だから自分たちの力でしっかりと勝つことを目的としましたが、連敗してしまいました。
田村友貴(シュライカー大阪)
──今日の試合を振り返って。
勝てばプレーオフが決まるという大事な試合で、立ち上がりにしっかりとリードできました。ただ、リードしている展開からどう戦うのかが今シーズンの課題で、今日も、同点に追いつかれて、逆転された。修正するところが、自分を含めてできていなかったし、それが負けた原因でもあります。それでも、みんなが最後まであきらめずにやったのですが、最後のワンプレーで……決められて……。……悔しいですけど、まだ、勝ち点では僕たちが上なので、信じて、待ちたいと思います。
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