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2021.09.13

【日本代表/WEB取材】明日、W杯初戦。ブルーノ・ジャパン5年間の集大成へ

PHOTO BY高橋学

12日に開幕したFIFA フットサルワールドカップ リトアニア2021。日本代表は、14日(火)20時(日本時間15日、2時)にグループリーグ初戦、アンゴラとの戦いに臨む。試合前日の13日、オンライン取材が行われた。

いよいよ明日、W杯初戦を迎える日本代表。ここまで国内のトレーニングキャンプから始まり、スペイン・ポルトガル遠征、リトアニアでの直前合宿では6カ国と戦い、着々と準備を進めてきた。

もっと言えば、5年前、ブルーノが日本代表監督に就任してからの集大成が、この大会になる。

「主役にふさわしい戦い」を世界の舞台で披露するため、本大会を明日に控える今、どんな手応えを感じているのか。決戦前の指揮官に聞いた。

 


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“戦(いくさ)”がいよいよ始まる

コンニチワ。

今、最も重要だと思って取り組んできた準備が完成して、本番を迎えられます。直前の合宿では、時間をだいぶ長くかけながら、しっかりと積み重ねてきましたけど、公式戦を戦っていない時間がかなり経った中で待望のW杯を迎えるわけですが、そこで準備の成果をしっかりと見せたい。それだけですね。

──いよいよW杯を迎えますが選手たちにはどんなメッセージを伝えたいですか?

ミーティングという形で、色々な側面に触れながら毎日選手たちと話をしていますけども、戦術面、心理面含めて、色々なことにフォーカスをしながらメッセージを出してやってきています。明日に関しては、当然、グループリーグ突破を懸けた大事なゲームになるだろうことは当然ですし、「“戦(いくさ)”がいよいよ始まる。その中で賢く戦おう」と。戦術面もそうですし、得失点ですとか、色々なことがグループリーグ突破に関わってくるので、そういうものも引っくるめて賢く戦う必要があると話すことになると思います。ゲームプランはもう定まっていますし、戦い方は決まっているので、そういうマインドをセットすることになると思います。

──アンゴラはセオリー通りのフットサルをしないことが特徴です。そんな相手と初戦を戦うことになりますが、特に大事な立ち上がりではどんなことを意識したいですか?

今言われたことは確かにそうなんですが、これはアンゴラ戦だけでなく、どんな相手との試合でも同じです。第1ピリオドの立ち上がり、そして第1ピリオドの終了間際、第2ピリオドの立ち上がり、試合の終了間際は、クリティカルな時間帯ということで、常に警戒をしなければいけないところです。ゲームはそれだけのポイントで決まるわけではなく、他にもたくさんの要因をケアする必要がありますけども、間違いなくこれまでの試合と同様にそういった部分は引き締めていきたいです。

──アンゴラ戦のゲームプランについて、伝えられる範囲で教えてください。

アンゴラと同じアフリカのモロッコと練習試合で戦っていますけど、そのときと似たような試合をしなければいけないなと思っています。相手は個のタレントが生きるように、オープンなゲームで、カオスの中で個を光らせるのが得意なチームです。どちらかというとカウンター合戦があったり、局地で1対1が行われるところで優位を取りたいというタイプになる。われわれとしては逆に、ボールを支配して、ボールを持っているときには戦術的にオーガナイズしながら支配して、ゲームを進める。ボールを失っても素早くゲームの組織を取り戻して、相手のカウンターに対して規制する。あとはセットプレーはわれわれの鍵になると思うので、特に攻撃面でセットプレーの精度を求めていく。そういったところになるかなと思います。

──明日、テレビでも試合の様子が中継されます。日本で注目してほしい選手を教えてください。

兼ねてから自分は「この選手が」と言うことは好まないですし、そうではないと考えているのですが、明日注目していただきたいという意味では、ここのところの準備を16名全員で積み重ねていて、それぞれ一人ひとりが役割を持っています。オフェンス面ですごく光をもたらしてくれる選手、ディフェンス面で柱になってくれる選手、バランスをもたらすために、大きな役割を果たしてくれる選手……いろいろな機能がありますけど、それは見え方の問題です。

一人ひとりがしっかりと機能することがわれわれの強みになっています。W杯の大きなポイントとしては、全員が今、非常に良いコンディションでW杯に入っていける。明日メンバー入りする14名全員が、必ず大きな役割を果たすと思っているの、で注目していだくとしたら全員ですね。出場時間にバラつきはあるかもしれないですけど、どういう役割を果たしているのかというのをよく見ながら、味わいながら楽しんでほしいです。

──「全員が非常に良いコンディション」とのことでしたが、現時点でケガによってプレーできない選手は一人もいないということですか?

長期の取り組みで準備してきましたし、試合数をかなり重ねてきているので、途中、途中で清水(和也)選手や逸見(勝利ラファエル)選手のように、ゲームを出られないコンディションのタイミングもありました。ですが今の段階でこれだけの積み重ねがあれば、ハイパフォーマンスの世界なので、痛み等の不具合を少なからず感じる部分はありますけど、試合に出られないくらい大きな不都合を抱える選手はいない認識です。

──逸見勝利ラファエル選手の調子は?

非常に良いですね。ゲームの中でのパフォーマンスもそうですが、人として、選手としての成熟ぶりが大きくなったなと見ています。ベンフィカという、ヨーロッパの中でもトップクラブで若い頃から積み上げてきた経験によって、プレイヤーとして、アスリートとしての成熟につながって、ゲームパフォーマンスに好影響をもたらしているんだろうなと思っています。何しろ調子がいいですし、「明日は良いプレーが絶対にできるだろう」という確信を持っています。

──明日試合をするアリーナで昨日、初めてトレーニングをしましたが、日本が主役たる戦いをするための手応えは?

アリーナに関しては、非常に居心地の良い、快適な場所だなという感想です。それは昨日のアリーナだけでなく、ホテルも街も、国全体ですね。そういうふうに感じられるからこそ、「主役になれる」とあらためて思えます。万が一「これはちょっと……」というものがあったとしても、われわれの主役たる決意が上回るので、それをも好きになるという、言い訳のないメンタリティに入れてきているので全く問題はない。実際に今、ものすごくハッピーに感じていますし、快適に過ごすことができていて、本当に意味で準備は完全に整ったなと思っています。

──日本を出発する前に、ビーチサッカー日本代表と互いを励まし合っていました。ビーチの方は一足先に結果を出して帰国しましたがどのような励みになっていますか?

同じ時期に、高円宮記念JFA夢フィールドで準備をしていたのでおっしゃる通り、交流もありました。彼らの結果を受けて、ものすごく嬉しかったですし「素晴らしいな」とチーム全体で刺激を受けています。フットボールファミリーの“兄弟”の活躍は刺激的ですし、大きなモチベションになる。チームにもきっと力になるだろうと感じています。

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